二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第三章・大波乱の遊園地!』 ( No.90 )
日時: 2011/04/18 22:49
名前: 琴海 (ID: /fPzXfuw)

〜第12話〜「落下音」

まったく、俺はなぜ記憶を見てるんだ?さっきから見ても車で山道をずーと登っているだけだぞ?こうしている間にも現実世界の意識がない俺の体はティムって奴がどこか連れ去らう可能性が高い気がするぞ・・・

暁が気を失っている間にティムは・・・
テ「暁様はまだ、私のことは思い出していらっしゃらないのですね」

うなされている暁に膝枕をしていた。

暁「う・・うぅ」

ティムは悲しい顔をしながら暁の額をそっと撫でた。

テ「イプシロンは何を考えているのだ?特にデザームは最近おかしい、私の動きはエイリア学園にも極秘ですよ、暁様」

なぜかうなされている暁に話しかけている。彼女の瞳は潤んでいた。

テ「暁様、必ずもどって来て下さい」

そう言ったティムは暁をおんぶをして、特訓場がある地下の場所に来た。どこからかボールが現れティムは床に向けてシュートをして人一人通れるくらいの穴を開けた。

テ「では、また会いましょう・・・氷空様」

ティムは暁を穴に向かって放り投げた。そのショックで暁は目を覚ました。

暁「へ?なんだ!!落ちてる!?」

暁はどんどん地下に<ぴゅー>と落ちて行った。


その頃円堂達はイプシロンから挑戦状が来た(すいません、アニメと展開がちがいます)

円「3日後にイプシロンと対決するのか」
秋「そう言えば暁君は?」
全「あ!忘れてた!!」
土「こんな時にどこいったんだ?」
円「みんなで暁を探そうぜ!!」

そう言った円堂の後に皆は一斉に走り出そうとする。すると<ぴゅー>と音がした。

円「なんだ?この音は?」

その時、人の叫び声が聞こえる。

?「へ!!嘘だろ地面!?」

<ドッカーン!>その音は爆音並みに大きな落下音だった。全員その音がした方向に向かう、煙が充満した部屋の中、皆は咳をしながら入った。

?「ごほごほ・・・痛って〜!!!あいつ俺を殺す気か!?」
円「その声って暁?」

そこには泥まみれになっていた暁がいた。

暁「あれ?ここは特訓場?地下なのか?」

暁はオロオロしながら状況把握をする。

栗「なんで上から落下して来るでやんすか?」
目「あんな大きな落下音してたのに生きてるんですか?」

暁は目金の言葉に反応した。

暁「・・・目金は俺は死んだ方がいいと思ってんのか?」
目「?いえ、ただよく生きてるのがすごいと思いまして」

少し黙りこんだ暁はみんなの顔色を窺った(うかがった)。

暁「そうか、ところで俺がいない間に何かあったのか?」
全「!?」
円「なんでわかったんだ?」
暁「皆の顔色が悪い、多分、俺が落下する前にエイリア学園のボールが来たんだろ?」
円「・・・実は————ってことなんだ」
暁「なるほど、イプシロンが・・・」
円「(なんか暁の感じが変わったのは気のせいか?)」
瞳「取り合図みんな揃ったわね、皆はそれぞれのポジション別に練習、暁君と吹雪君はしばらくFW練習してからDFに途中参加よ」
二人「はい」
暁「吹雪またやろうぜ!」
吹「うん」

全員が三日間の猛特訓が始まった。