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Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第三章・大波乱の遊園地!』 ( No.92 )
日時: 2011/04/24 16:46
名前: 琴海 (ID: Id9RRTTm)

〜第13話〜「バカ野郎が」

散々な目にあった暁は今アツヤと一緒にFW練習している。だが、さっきからアツヤはボールを蹴り返す度にデザームの名前を叫ぶから暁はイライラしていた。

暁「おい吹雪」
吹「なんだ!?」
暁「さっきからうっせーよ。こっちがイライラする」

暁は頭を掻きながら注意した。対してアツヤは睨んできた。

吹「俺の勝手だろが」
暁「どうせ練習に専念せんねんできてないだろ?いつまでもデザームって奴に縛られるつもりか?」
吹「・・・デザームは俺一人で倒す。だからお前の助けは必要ない、お前は俺にパスを回せばいいんだよ!!」

アツヤは怒鳴りつけた。俺は少し驚いた。まさかアツヤにそんな思いがあったとは知らなかったから。

暁「お前は絶対一人で倒したいんだな?う〜ん・・・だったら<エターナルブリザード>の強化だな、俺も付き合ってやるよ」
吹「・・・何勝手にお前が決めてんだよ!?」
暁「お前はさっき「俺の勝手」言ったろ?俺も勝手に協力して悪いか?」
吹「だとしてもどうやって強化するんだ?」
暁「・・・お前、頭悪いな」
吹「はぁ!?」

アツヤは拳をつくって殴りかかって来そうな勢いで俺を睨む。俺は呆れ顔しながらこう言ってやった。

暁「お前は俺に向かってシュートをする。俺はお前のシュートを止める」
吹「なら、円堂の方がいいんじゃないか?」
暁「さっき、俺の必殺技見ただろ?あれは俺とお前のノーマルシュートを止めたんだぜ、あれは俺の必殺技の強化にもなるし、お前も得になる。」

やっとアツヤは「なるほど」と言いたそうな顔して俺に言いつけた。

吹「なるほど!それなら一石二鳥じゃないか!!」
暁「はぁ〜バカに説明するのはたいへんだな、」
吹「誰がバカだ!!」
暁「お前のことだ。バカ野郎」

こうして暁とアツヤは1日中はFW 練習をした。他のメンバーの知らない所で二人の絆は深まっていく。後にその絆は誰かの手によって壊されていく話になる・・・