二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】〜俺のサッカー〜『第三章・大波乱の遊園地!』 ( No.96 )
日時: 2011/04/22 17:58
名前: 琴海 (ID: k8mjuVMN)

〜第16話〜「あの方」

円「必ず勝つぞ!!」

円堂は叫けんだ。その後は・・・

ゼ「<ガニメデプロトン>!」
円「<マジン・ザ・ハンド>!!」

雷門側のゴールはゼルがシュートを打つが円堂が止め、

リ「<ローズスプラッシュ>!!」
デ「・・・ふ」

イプシロンゴールはリカが打つがデザームが片手で止める。まさにその繰り返しの攻防だった。俺は動きたいが、相手の分析が終わってないデザームの必殺技がまだ出してないから動きにくいのだ。すると吹雪いや、アツヤはしびれを切らした。

吹「チ・・・いつまでも守ってんだよ!!!」
暁「おい!吹雪まだだぞ!」

しかし俺の声に気づいていないいや、無視してるんだ。アツヤはスライディングでボールを奪った。そのままゴールに持ち込む、相手のDF が止めに入ろうとするが、デザームが「打たせろ」と言った。

デ「さあ来い!こいつがメインディッシュだ!!」
吹「なめやがって<エターナルブリザード>!」

アツヤのシュートは一直線にゴールに向かう。デザームは笑って必殺技の構える。

デ「<ワームホール>」 <ばし>

吹雪のシュートは簡単に止められた。
吹「そんな!?」
円「あのキーパーすげー」
デ「フ・・・もっと私を楽しませてくれ!!」

なんかおかしなことを言うデザーム、あの態度ムカつくな! しょうがないここは演技くらいするか・・・。

暁「おい、デザーム!」
デ「?なんだ貴様は?」

俺はわざと大きな声をだした。俺は内心恥ずかしいと感じながらもキレた演技をする。

暁「ふざけんじゃないぞ!!お前は自己満足のために試合をしてんのか!?」
デ「!?・・・まさか、いやそんなはずはない・・・あの方は死んだはずだ」


〜何年か前〜
?『ねぇきみ、いっしょにサッカーしない?』
デ『なんで私なんかを?』
?『みんなでサッカーをした方がたのしいじゃん!』
デ『いい、どうせみんな私をきらってる』

そうだあの時は私は嫌がった。本当に嫌われていると思ったからだ。だが、あの方は・・・

?『ふざけんな!そんなことを言うんじゃない!!』
デ『!?お前、名前は?』
?『しっかりと聞いといてね、僕の名前は————』

その後私はサッカーをやった。あの方のおかげで私はサッカーができるんだ。あの事故がなければ・・・それは突然だった。

?『みなさんに悲しいお知らせがあります。———は事故で亡くなりました。簡単に言えばもう二度と会えません』
デ『え?』

その言葉が頭に伝わった。
「———もう二度と会えません————、」

デ「貴様は——— なのか?」
暁「なんだ!?聞こえないぞ!!」
デ「いや、ちがうあの方は第一・・・」
暁「と言うか早くボールを回せよ!!試合が進まないぞ!!」

デザームは俺を睨んだ。なんだ?俺そんなヘンなこと言ったか?