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プロローグ

「リンｃ。ここどう歌うの？低すぎてわかんない。」
僕は、リンに歌の音程を聴いてみた。
「えとねぇ〜ん〜・・・リンもわかんない！」
リンｃもわかんないかぁ〜・・・。あ！レンｋはどうかな？
「レンｋ！わか「わかんない。てかこれＫＡＩＴＯ兄さんの。」
途中で入ってくんなよぉーＫＡＩＴＯのだとぉ〜？
だからこんなに低いのかぁ〜
「はい。返すバカイト」
「音異ひどいよォ〜」
「うるさい！間違えて違う歌詞わたすんじゃねぇよ」
まったくほんとカイトってうざい。歌詞間違えてるんだから馬鹿だろう。
「音異！これが貴方の歌詞よ」
「あ。メイコｓ！ありがとうございます＾−＾」
メイコｓってやっぱりやさしいな♪それに比べカイトめ僕に低い歌を歌わせようとしたな。
ん？これ歌詞じゃなくてトランプじゃ・・・
「あの！メイコｓこれ歌詞じゃな・・・え？」
メイコｓ？カイト？リンｃ？レンｋ？ミクｃ皆どこ・・・？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コツ・・・コツ
足音？誰かくる。
「こんにちは＾−＾邪界音　音異。」
「どうして。僕の名前を！？」
「知ってるよぉ〜。これからアリスになってもらう人の名前は覚えておかなきゃ」
アリス？まさか人柱アリスの小さな夢がここに来ちゃった！？
でも２次元の者がここにくることは不可能。じゃあ誰？
「僕は、ジョーカー。あ。でも夜の方ね。君が運よく僕の夜のジョーカーを持ってくれていたから僕が出てこれたんだ。」
夜のジョーカー。トランプに入ってるモノクロで描かれたジョーカー。
そうだ。そんな落ち付いて整理してる場合じゃない！！
「ミクｃ達はどこにいったの！？」
「あの子達？あの子達はね、トランプのＫの中で眠らせてもらってるよ」
Ｋ（キング）の中で眠ってる？っていうことはトランプの中に・・・
「助ける方法は１つ。君がアリスになって勝負に勝てばいい。簡単だろう？」
「なぜそんなことをする？」
「それはなんででしょう。さぁアリス。物語を始めよう。」
「ちょッ！」
消えた？でもミクｃ達は戻ってきていない。僕がアリスになるしか方法は、ないってことか。
でもどうすれば？アリスになれる？そうだ。確かアリスはウサギの後を追って穴におちるんだ。
「にゃー」
ん？猫？・・・あ！ちょっまって！どこいくのぉ〜１人にしないでぇ〜