二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ  〜冒険の書〜 プロローグ ( No.5 )
日時: 2011/03/21 17:52
名前: あかっち ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)

この話の世界はアリオル大陸。



日本のように、四季がある。



北と南に長く、場所によって気候が激しいが。



この大陸を収めるは国王、アリオル5世。



何年か前から国民に姿を現さなくなった不思議な王だ。



風の便りでは病気で外に出れない、ともある。



ま、そんな事後回しだろう。



この美しい大陸に今、異常がおき始めている。



気候変動。



本来なら夏の時期に雪がちらついたり、



雨が全く降らない、等だ。



雪がちらつくのはまだ良いが、



雨が降らないのは困るであろう。



なぜなら南の方は田畑が多く、それに使う水をほぼ雨に頼っているからだ。



南の民達はろくに物が食べれず、飢え死にしていく者が多くなっている。



そして、最大の異常は、この大陸に魔物が増えている事だ。



以前から魔物は居るが、それほど多くなく、



人間を襲う事もめったに無かろう。



最近は違う。



妙に数が増え、気性が荒くなってきている。



人間の住む場所に入り込み、食べ物などを奪う。



人間は食料を守るため、必死で抵抗する。



南の方ならなおさらだ。



しかし、凶暴化している魔物に勝てる人間は少なく、



命を落とす事も多い。



大臣達は考える。



-------どうしてこんな事が起きるのだろうか-------




そして議論の末、国を守る団から精鋭達を選び、命じた。



『この異常がなぜ起きているのか、



 突き止めたならばお前達でこの国を救ってくれ』と。



団の隊員は多くのものが子供。



そして、隊員をまとめるは少女。



今、精鋭達の、旅が始まる------------。