二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ 〜稲妻冒険の書〜 一章 *四話* ( No.61 )
- 日時: 2011/03/22 21:49
- 名前: あかっち ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)
- 参照: やべ。書いてるうちに楽しくなってきたw
四話#魔物登場
「なーーーがーーーい「茜、誰でも思ってるから我慢してくれ」
・・・この小説は全部言葉から始まらないか?
話を戻そう。
今、お馴染みの一行は20分間歩き続けている。
大体30分で首都に着くので後10分・・・
其処までの道のりは意外に険しいのだ。
本当なら冷静なはずの茜も叫びたくなるほどで。
「だって首都に行くだけでこんなに歩かなきゃいけないとか有り得ないだろっ!」
「円堂もか」
「とりあえず先を急ごう。早く行かなければ大目玉だ」
「鬼道は真面目すぎだろ!魔物に会って遅れましたって言えばいいんだ!」
「・・・円堂、そんな嘘指揮長にバレバレだからな?」
「豪炎寺・・・厳しいな」
嘘を付こうとする少年とそれを止める少年。
指揮長の説明はまた後で。
「いや・・・待って。」
「どうしたんだ?茜。」
「円堂の嘘。本当の事になるかもね」
「へ・・・・・?」
その時、周りの雰囲気が変わった。
辺りが暗くなり、茜達の周りに黒い物体が沢山現れた。
「な・・・・・魔物?!」
「スポットか」
”スポット”と呼ばれた魔物は今にも襲い掛かってきそうだった。
「・・・・・・」
「茜?どうするんだ」
「あぁぁぁぁぁ!もう、ただでさえ疲れてるのにこれ以上体力使わせる気かぁぁぁ!!」
「久しぶりに見たな、キャラ崩壊」
「ああ。この前は・・・一ヶ月ぐらい前だったか」
クールな二人はほのぼのしている。
「おいおい・・・茜、逃げるか?」
「いや。このイライラどっかにぶつけないと気が済まない・・・」
(怖いよ・・・・・)
円堂はそんな事を思ったが、言うと殺されそうなので心の中に留めて置いた。
「じゃあ、やるか」
「ああ・・・これ位ならほんの暇つぶしだ」
ほのぼのしていた二人はすでに戦闘態勢の様。
「切り替え早っ・・・・おし、円堂行くぞ!」
「おう!」
こちらも大丈夫なようだ。
「行けぇぇぇぇぇ!!」
すっかりキャラが変わった茜の声で戦闘に入る。
((((茜・・・・・・・怖いから))))
男の方はそんな事を考えながら。