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Re: イナイレ  〜稲妻冒険の書〜 一章 *六話* ( No.80 )
日時: 2011/03/22 22:27
名前: あかっち ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)


六話#指揮官・サイム




「おしっ!行くぞー」





「茜・・・すっかり直ったな」





イライラが無くなり、ご機嫌の茜。





「・・・最近魔物が強くなっていると思わないか?」





「確かに。スポットは弱い方なのに結構手ごたえがあった」





術師二人組が話す。





ちなみに、さっきの地面はこの二人が戻したので心配無用。






「早く行こうぜ!アルガムが見えてきた!」






円堂の言う通り、目の前は大きな城や街が。





「あ、時間やバイかも」





「後どれぐらいだ?」





鬼道が魔法の力で時間を見ているらしい。





「えっと・・・待ち合わせの時間まで・・・後30秒」






「「「「はあ?!」」」」





「ちょ、走るぞ!!」





茜達は猛スピードで首都へと走っていく。




::::::::::::::::::::::




「おー来た来た。3秒の遅刻な」





茜達は首都へ着き、速攻で指揮官の館に向かう。





そこで待っていたのは指揮官、サイムだった。




「さ、3秒ぐらい見逃してください・・・」





「駄目だ。幾ら頑張ってても遅れたら意味が無いだろう?」





「・・・クソ親父」




「な、茜?!」




茜はどれだけ相手が偉くても態度は変わらないという失礼なスキルを持つ。




「今のは駄目だろ茜」





「良いんだよ叔父さんなんだから」





「「「「え?!」」」」





そして、大切な事も聞かれるまで言わないのだ。





「言ってなかったか?」





「「「「言ってないぞ」」」」





「はあ・・・とりあえず気になることを言うぞ。」





「何?クソ親父」




「茜ェ・・・」




「まず円堂。制服規定のネクタイはどうした」





「苦しいから捨てた!」





円堂はいつも適当なのだ。





「・・・次。何で遅れた?」





「雑魚に捕まったから」





「嘘じゃないな?」





「はい!初めは嘘言おうと思ったけど本当になりました!」





「円堂・・・ちょっと黙ろうか」





円堂は馬鹿・天然のようだ。





「・・・じゃあ本題だ。なぜお前達を呼んだかと言うと---------------」