二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ  〜稲妻・冒険の書〜 一章 *七話* ( No.85 )
日時: 2011/03/25 16:28
名前: あかっち ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)



七話#旅の仲間は





「茜は知っているだろう?」






「何の事?」





問いかけられたのを速攻で返す茜。





「・・・最初から話そう」






(諦めたよこの人)




円堂、またもやそんなことを思ったが流石にまずいと考えて、言うのをやめた。




「お前達、戦ってきたんだろう。・・・敵の強さはどうだった」





「ザコ敵でしたが、かなり強いと思いました。」





「鬼道・・・ザコって・・・まあザコだけど」





「風丸、フォローになってないから」





「そう。そこでお前達になぜ魔物が強くなっているのか調べて欲しいんだ」





「・・・強くなったらなったでほっとけば良いじゃん」





「それはダメだ。国民達に危害が及び、すでに南の方は壊滅的」





「其処までですか?!」





「南・・・フォールス辺りの村か。あそこはボス級の魔物が多い地点だ」





「そんなのが強くなっていたら壊滅するのも分かるような気がする・・・」





「それで私達にやってほしいと、ね・・・」





「どうする?茜」




茜は何事か考えているようだった。





ちなみに、今の議論に入っていない人物がいた。





「俺にあんな難しい話は無理さ!!」




・・・分かっていただけただろうか。




「叔父さん」





茜が口を開いた。





「指揮長、と呼べ。何だ?」





「その話、受けてもいいけど、私達だけだと厳しい気がする」





「どうしてだ?」




「魔物が強くなっているんだったらボス級は結構辛いよ?




  知力もアップしているから攻撃パターンが読めないかも・・・」





茜はそのことをずっと考えていたらしい。





「茜ならそう言うと思ったよ」





「そうか・・・茜は何年か前、修行の旅してたんだっけ?」





「うん。いろんな人に会って・・・いろんな国に行って・・・」




「思い出に浸るのは後回しだ。助っ人・・・というか隊員達を選んである。   



  いいぞ、入って来い!」




その言葉を合図に、何人かの者達が入ってきた。