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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 『花騎士物語』 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/24 16:19
- 名前: 薔薇結晶 (ID: XvkJzdpR)
第3話 「かつては」
此処は『光の町ベガ』。
だが、それは過去の話だった。
村長「王国軍の攻撃でこの町の光源である『琴』が破壊されてしまって…。」
ジュリア「それでこの有様って訳ね…。」
サクラ「…、ジュリア…。」
ジュリア「何かしら?」
サクラ「…【水連】の花が…池に咲いてる。」
ジュリア「…村長さん、此処に【水連】の花は咲いていましたか?」
村長「【水連】?…いや、咲いていなかったはず…。」
ジュリア「…!!」
サクラ「そんなっ…!」
ジュリア「…全く…やりたい放題やってくれるじゃない…!」
サクラ「黒い【水連】に…黒の【蒲公英】…。」
ジュリア「もう明確になったわ…!!彼らは叩き潰してやらない時が済まないかしら?」
「「フィディオとマークだ(わ)…!!」」
ディラン「マーク、君は暴れすぎじゃないのかい?」
マーク「そうか?俺は【サイン】としてあの村を襲ったんだ。フィディオと共にな。」
フィディオ「全く…君は彼女の事になると本当に歪んでいるのがハッキリするな…。」
マーク「お前が言えた義理か?」
フィディオ「…確かに、言えないな。」
彼らの手には、【水連】、【蒲公英】、【梅】があった。
ジュリア「もう我慢ならないわ!!乗り込んでやらないとねぇ!!」
サクラ「ジュリア、落ち着こうよ…!!」
ジュリア「此処までやられてる村を目の前にして…っ!!」
「お前…王国軍の…!!」
「「!!」」
「どうして王国軍の『花騎士』が此処に居るんです!村長!!」
村長「? どう言う事だ?」
「この女達は王国軍の『花騎士』ですよ!!」
「俺達が前に居た村は、この2人に滅ぼされたんです!!」
村長「何っ!?真か!!」
ジュリア「…えぇ。」
サクラ「……でも、それは過去の話です。」
「「私達はかつて、王国軍に居ました。」」
第3話 終わり
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