二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナズマイレブン 『花騎士物語』 ( No.123 )
- 日時: 2011/06/01 21:07
- 名前: 薔薇結晶 (ID: QRCk5boE)
- 参照: http://bluerosebreak.blog.fc2.com/
第43話 「集結」
「ジュリア・クラウン、俺だ」
ジュリア「あら、速かったわね。さすがは情報屋さん。」
星夢「いや、情報局『輪廻』。情報屋とはちょっと違うぜ。」
と星夢が語る。
『輪廻』のメンバーが後ろに待ち構えている。
鈴蘭「『ベテルギウス』自警団、『豪炎寺剣法道場』の豪炎寺さんにはもう伝達済みですよ。」
ジュリア「さすがね、鈴蘭さん。」
コンコン、と、扉をノックする音。
ジュリア「どうぞ。」
ジュリアが声をかける。
すると扉から入ってきたのは
瑠奈「どうも〜、お招きありがとうございますぅ。」
流亞「瑠奈姉と、流亞ですっ!」
ジュリア「ありがたいわ、受け入れてくださって本当に感謝するわ。」
瑠奈「いえいえ、お役にたてるなら」
テレス「ってか、良くこんだけ呼べたな。」
フィディオ「まぁ、『輪廻』に知り合いが居ればこれだけの事が出来るって事だよ。」
サクラ「しかも実力派ばっかりだし。」
ラオン「ですね、さすがはジュリア様と言う他ありません。」
パチパチと手を叩くラオン。
マーク「ジュリア。」
ジュリア「何?」
マーク「何時来るんだ?王国軍は。」
ジュリア「…は?」
マーク「だから、王国軍が何時来るんだと聞いてるんだ。」
ジュリア「何言ってるの?『私達が先に攻める』のよ。」
サクラ「先に攻めるの?」
ジュリア「当然。『先手必勝』よ。」
ディラン「HAHAHA…^^;」
翌日までに、全員が揃った。
ジュリア「お集り頂き、光栄に思います。そして皆様に感謝します。」
と、ジュリアが一礼。
片手には、魔槍【薔薇】が握られている。
ジュリア「お集り頂いた理由は皆様ご存じでしょう。…王国軍です。ついに王国軍が我ら『花根衆』を壊滅へ導こうとしているのです!」
サクラ「王国軍はあと3日後、と宣戦布告をしておりますが、我らは2日後に攻め入ります!相手が1日早く攻めてくる作戦も否定はできないからです!!」
ジュリア「総指揮官は、『花根衆』総指揮官兼【薔薇組】総指揮官である私、ジュリア・クラウンが務めさせていただきます!!」
ジュリア「槍組、剣及び刀組、弓組、扇組、特殊組の5組に分けてイグドラシルに攻め込みます。…分かれていただけますか。」
と、ジュリアが言う。
分かれ終わると、各々で練習、と言う形だ。
ジュリアは【薔薇】の所有者。もちろん槍組に属する。
ジュリア「…案外少ないのねぇ…。」
マーク「そうだな。」
鬼道「少々予想外ではある。」
吹雪「だよね…、だって4人だし。」
ジュリア「剣刀組って何人居るの?」
マーク「…8人。」
鬼道「弓組が7人だ。」
吹雪「意外に多いね。」
マーク「あとは…扇組が4人、特殊組が6人。」
じゃぁ、1対1で一騎打ち。とジュリアが簡素に言う。
傷を付けるのは厳禁で、と付け加え有で。
鬼道VSジュリア、吹雪VSマークだ。
サクラ「うわぁ、何かジュリア達マジでやってる…。」
フィディオ「恐ろしいな…、怪我しなかったらいいんだが。」
エドガー「早くしますよ。槍組と同じ形式で。」
円堂「おぉ、何かすげぇな!」
夏未「怪我でもしたらどうするのよ…。」
流亞「日奈乃さんも瑠奈姉も居ますし、大丈夫だと思いますよ。」
日奈乃「殺し合いじゃなければ大丈夫。」
テレス「おい、的をさっさと射抜け。」
鈴蘭「すごいですねぇ。」
舞姫「確かに。気迫が怖いですね。」
冬花「さて、私達も始めましょうか!」
第43話 終わり