二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン 『花騎士物語』 ( No.13 )
日時: 2011/03/24 16:29
名前: 薔薇結晶 (ID: XvkJzdpR)

第11話 「大逃亡劇」


ジュリア「何としても逃げるわよ!!」

そう言ってジュリアは何をしたか。
牢獄の檻を蹴破ろうとしたのだ。
今、蹴っている。
ちょうど扉の辺りだ。
それに加勢してマークとディラン。

ジュリア「さっさと…!!」
マーク「潰れろっ!!」

<<ガシャンッッ>>
と。

テレス「…マジで蹴破りやがった…。」
エドガー「全く、恐ろしいですね。」

と。
そして、牢獄のエリアである地下通路を駆け抜ける。
途中、兵士達が現れたが、体術で強行突破。

ジュリアを先頭にして先に進む。

ジュリア「第5通路を使って裏口から出るわ!!」
マーク「!! ちょっと待て!!」

5人の先には物凄い数の兵士達。
だが、ラオンは居ないようだ。

マーク「まぁアイツが居ないだけましだな。」
ディラン「そうだね!!」

そう言いながらかなり強引に突き進む。
裏口までぎっしり兵士が居るらしい。

ジュリア「ったく!!数がっ、多すぎるわよ!!」
エドガー「多分総動員ですね。『花騎士隊』は居ないようですが。」
ジュリア「居るわけ無いでしょ!!」

どかどかと突き進む。
だが、ペースが落ちていることは確かだ。
【金木犀】による傷がまだ癒えていないのだから。

ジュリア「仕方ないわ…、貸してもらうわよ!」

ジュリアはそう言うと2人の兵士を薙ぎ倒し、槍を奪った。
そして1本をマークに投げ渡す。

すると、ペースは見る見る上がる。
かなりスピードアップしているようだ。
エドガーとディランも剣を片手に攻めている。




しばらくすると、裏口が見えてきた。

ジュリア「裏口よ!!」



<<バアアァァァンッッ>>

と、ドアを蹴破った。






そして、大逃亡劇は、幕を下ろす。














その後、『彼ら』の姿を見たものは居ない。



第11話 終わり