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＊第四訓＊

　　　　　　〜『天狗』と『花人』〜
　　　　　　　


風「あぁ、そうだった。」

晴「最近、人間たちが騒いでるって言っただろ？」

カ「・・・・うん」

晴「原因も知ってるか？」

カ「・・・・一応」

リ「・・えと、人間の住むお城から『花人』が逃げたんですよ・・ね？」

風「その通り。それで私たちがもしかしたらと思って、偵察に行ったところ・・」

カ「・・どうだったんだよ」

晴「残念ながらその逃げた『花人』は見つけなんなかったが、〔声無き声〕に聞いたところ、有力な情報を手に入れたんだ！」

カ「・・・早く教えろ」

風「〔湖の方へ向かった〕——と言っていた。」

リ「その『花人』は何の種類なんですか？」

晴「それは知らねーよ」

カ「今日来た理由はそれだけか？」

風「それだけだ」

晴「あ、あと、管狐の様子を見に来たことくらいだな」

リ「へぇ・・・・・」

カ「湖・・・・明日にでも行ってみるか」

風「あ、明日って；；カノン、お前一応姫だろ、『百合』の。大丈夫なのか？」

リ「一応って失礼ですね！！列記とした姫様ですよ！！」

カ「大丈夫だよ。自分の身ぐらいは自分で守れる。私をなめるな」

風「いや、そっちの大丈夫じゃなくて；；」

晴「そーいやぁ、なんでジャスミンの姫を探してるんだ？」

風「あ、私も知らない」

カ「話してなかったな、そういえば。・・・今、それぞれの【国】の姫が必要なんだ。その中で最強と言われるうちの一つなんだよ、ジャスミンは」

リ「百合もその一つですけどねｗ私は違いますけど」

晴「なんで必要なんだ？」


カ「ああ、それは・・・






































































　　　




　　　　　　　　　　　　　この世界を終わらせるために、だ」