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＊第六訓＊
　
　　　
　　　　　　〜曼珠沙華の少女〜


「誰・・・？」

足音が聞こえ、振り向く少女。


そこにっていたのは、その少女と同じくらいの布を深くかぶった少女だった。

「人間・・・・？」

？「・・ごめん。邪魔したか？」

「・・・・・いや」

少女は、深くかぶっていた布を取った。

・・・髪は、金髪のような色で長くて綺麗な髪だった。

「・・・・・『花人』。・・・そこら辺のとは“気”が違うな」

？「・・貴方も『花人』だろ・・？名前は？」

「私の名前？人間になりたかった時空未来。」

？「人間になりたかった・・・・か。今の世の中は腐ってるよ。」

未来「それくらい、知っている。」

？「私が見たところ、貴方もそこらへんの奴とは“気”が違うな・・・・・。花姫か？」

未来「・・・私は、花姫なんて望んでいない。」

？「・・・そう。申し送れた。私はカノン、小原カノン。因みに苗字は偽名だ。」

未来「偽名って」

カ「うん、適当につけた。」

未来「カノン、私を見ても逃げないの？」

カ「・・・逃げる？どうして？」

未来「私が何の種類の花人か知らｒ「知ってる。」・・・じゃあ何故」

カ「曼珠沙華だろ？花の種類。・・・滅んだ国の。資料で見た。曼珠沙華の花言葉、私は好き」

未来「・・初めてだよ。カノンみたいな奴。皆、私を見ると逃げていくんだ。まぁ、しかたないんだけどね」

カ「・・・・・・・時空未来・・・。」

未来「何？」


カ「・・・・・・私に、
























　



　　　　　





　　　　　　　　　　　ついてきてみない？」