二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】—花 人 狩—〔オリキャラ募集中〕 ( No.34 )
日時: 2011/03/27 22:42
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: FDRArTRL)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

*第八訓*

      〜ビンゴだよ!!〜


茉「・・・な、何だアレ・・」

水の上をすごいスピードで走ってくる何かを発見した茉莉花は、とりあえず驚いた←

手には黄色くて細長い何か——管狐がまだガッしりとにぎられていた。


茉「『人間』・・・なわけないよね・・。」

どんどんこちらへ近づいてる何か。

茉莉花の半径二メートルくらいでピタリと止まる。




カ「・・・見つけた。管狐」

茉「・・・はい?というか、貴方は誰ですか?」

茉莉花曰く何か——カノンは、おいで、と人差し指を出すと、管狐が茉莉花の手からするりと抜け、カノンの腕に巻きついた。

茉「人間じゃ、ないよね?」

カ「私?私は貴方と同じだ。」

茉「私と同じ・・・『花人』か。」

カ「・・・名前は?あと、被っている布きれを取っていただけるとありがたい。確かめたいことがある」

そういい、自分も被っていた布を取る。

茉「は、はぁ」

何を確かめるのか?と言う顔をしながらも布切れを取った。

カ「・・!!」

驚くのも無理はない。

見事な白髪だったのだから。

茉「私の名前は、茉莉花。えと・・・・」

カ「・・・ビンゴ。」

茉「へ?」

カ「ジャスミンの【国】の『花姫』。〝茉莉花姫〟・・。【国】が襲われてから行方不明だった。結局のところ、『人間』に掴まってた。で、隙を見て逃げ出した・・・こんな感じか?」

茉「な、何でそれを・・」

カ「私の国の情報収集力はまだ衰えていない。」

それからカノンは、管狐を煙管入れにしまいながら・・

カ「・・・自己紹介が遅れた。私の名前はカノン。小原カノンだ。」

茉「よ、よろしく。えと、ねぇ・・カノンでいい?あの【国】に・・・ジャスミンの【国】に行きたいの。行き方は知ってる?」

カノンは、何とでも呼べ。と言う。

カ「・・あぁ。知ってる。けr・・・・・・」

茉莉花の心を読んだかのように、途中で言葉をやめた。










カ「・・・・・来い。」

茉「え?」

カ「行きたいんだろ?」

茉「うんっ」

カ「・・じゃあ、ついて来い」


カノンが手を差し出す。


茉莉花がその手をきゅっと握る。


そして、走り出した。












茉「え、ちょ;速っ!!何でこんなに速く走れるのっ!?」