二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】—花 人 狩—〔オリキャラ募集中〕 ( No.74 )
日時: 2011/04/05 19:35
名前: ユキナ ◆jSzUFJdXHo (ID: FDRArTRL)

*第十四訓*


       〜結 論〜


『人間たちは、どんどん力を付けてきている・・・?』



この言葉に、みんな沈黙した——。



最もな意見だったから。





サ「みんな、・・皆殺さr「ま、まだ、間に合うと思うっ!!」・・え?」


茉「その、人たちは、まだ、殺されてない・・・と思う」

ジュ「・・どういうことかしら?」

カ「あ・・、そうか」


ひらめいたようにカノンがつぶやいた。


茉「私、一回連中に(やつらに)掴まったことがあるの!!」

ついこの間、逃げ出してきたけど。


と付け足した。


茉「掴まってから・・、一週間くらいで・・・みんな、順番に殺されていったの。」

カ「・・・・」



茉「一日ごとに、一人・・・それで、それで。






















         最後に、






   私だけが残ったの・・・。」



うつむきながら話していた茉莉花の頭を、ポン、と軽くなで、


カ「いいよ、無理して話さなくて。私が、かわりに話すよ・・ね?」


ジュ「・・・・カノン・・?」

いつもと違う。


(そう思ったのは、私だけかしら・・・?)

サ「・・・・?」

(昔から一緒にいたけど、こんなカノンの顔、見たことないよ?)



カ「・・はぁ。じゃ、全部まとめた話をする」



「「う、うん/え、ええ」」


カ「・・・・・・・一言で言うと、

  すぐには殺されない。ってこと」


サ「ど、どうして?」

カ「・・・」


チラッとカノンが横にいる茉莉花に目をやった。




カ「・・・・・・多分、多分だけど、使われてるんじゃないか・・?」


???

クエスチョンマークが浮かぶ。



カ「人間の考えることは、そこまでわからない。あくまで推測。・・・たとえば——」

茉「っ!!」

言葉を続けようとしたとき、びくっ、と反応したのに気が付き、途中でやめた。


カ「ふぅ。・・『使われるだけ使われて、要らなくなったら捨てる』・・・・『それが、花人狩(やつら)の考え方だ』・・・『花人を、玩具感覚にしか思っていない』・・・

 今日の朝滅んだ。つまり、今日掴まったばかり。

 だから、まだ間に合う」



サクラとジュリアに目をやると、


こくり。

と、うなずいた。


カ「決まりだな」


茉「へ?」



ジュ「明日、日が昇ると同時に出発よ。今日のうちに、カノン、よろしくね?」

カ「わかっている。この人数でいいな?」

サ「もっちろん!」


茉「な、なにが??」


サ「なにがって、もちろん、助けに行くんだよ」

茉「!?・・で、でも。そんな数人で・・」


ジュ「逆にこちらがやられる、とでも思ったかしら?私たちを甘く見ないでほしいわね」









カ「フッ・・・戦闘準備だ。奴らを、蹴散らしてやろうじゃないか・・」