二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン小説集        【真っ黒図書館】 ( No.12 )
日時: 2011/03/29 19:50
名前: あかっち ◆88grV3aVhM (ID: dNKdEnEb)


〜呪われた鬼ごっこ〜


一周目






ある所の、無人島。




本来ならば立ち入る事が出来ないこの場所に、13人の少年少女が居た。




風丸「おい・・・此処何処だよ?」




鬼道「人の気配がしない。無人島だろう」




秋「・・・私達、合宿に行くんじゃなかったの?」




冬香「ええ。気がついたらここに居ました」




どうやら、どうして此処に居るのか分かっていないようだ。




これから、命掛けのゲームが始まるとも知れずに・・・




豪炎寺「・・・とりあえず、円堂。此処が何処なのか知るべきだろうな」




円堂「なぜ俺?!」




吹雪「一応キャプテンだしね」




円堂「一応って何だ?一応って」




吹雪「気にしないで」




円堂と吹雪は雰囲気が少し違うが、他の皆はそうとも行かず・・・





南雲「おい、風介。一体どうしてこんな事になってるんだ?」



涼野「その質問、そっくりそのまま君に返そう」



南雲「はぁ?」



涼野「つまり分からない、という意味だ」



緑川「そんな遠まわしに言わなくても・・・」



基山「ていうか、分かったら凄いと思うよ」





佐久間「なあ鬼道」



鬼道「何だ?」



佐久間「・・・俺には、物凄く危機感が無さそうに見えるけど」



鬼道「誰が危機感を持っていないんだ」



佐久間「お前だよ」



鬼道「・・・こんな所であせったって仕方ないだろう」



佐久間「そうですか」





春奈「なんか、私嫌な予感がするんですけど」



冬香「私もです・・・どうしてでしょう」



秋「分からないわ・・・ただ、これから何かが始まるようね」



春奈「え・・・どうしてですか?」



秋「ほら、あれ見て」



秋が指を指した先には、一つの小さなモニターが。



そのモニターは、電源が付いたらしい。



『皆さん。ようこそいらっしゃいました』



その声で、誰もが注目する。



『さあ、始めましょう。・・・鬼ごっこを---------』