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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【とんがりボウシ】クロス魔法学校だより—恋と魔法と戦いと— ( No.12 )
- 日時: 2011/04/01 17:34
- 名前: 來夢 ◆4ih38MZOIM (ID: nWdgpISF)
- 参照: http://x49.peps.jp/nina339?id ほむぺです*
*第4話* 自分の店
「店長!お帰りなさいニャ!どうかしたニャ?」
白地に緑の縁取りをしたエプロンに赤い紐で巻きつけている黒いバイト猫が駆け寄って来た。
「ううん、何でも無いよ!さぁ、準備をしますか」
白のブラウスに茶のミニスカに赤と黄と茶のチェックエプロンに着替え、準備を始めた。
飾っているサフランやラベンダーに新鮮な空気と綺麗に透きとおった水をやり、窓を拭き、お客様用の椅子やテーブルを拭き、ケーキやドーナツなどを冷蔵ケースに綺麗に並べた。
「お店を開店するニャ!」
バイト猫の掛け声でぱらぱらお客が入ってきた
「ねぇ、店長、これってどんな味?」
灰色の毛と赤紫の目をした鹿が話しかけてきた。
「えーっと…、この味は甘いですよ!」
明るく笑顔で応対する。
「そう!ワタシ甘い味が好きなの、一つ貰うわね」
鹿はニコニコスキップをしながら帰って行った。
「ねぇ、この花束まとめて10個欲しいんだけど大丈夫かな??」
褐色の兎が聞いてきた。
「はい!あります!」
笑顔でニコニコ対応する。
「よかった!貰ってく!」
兎は走って帰って行った。
営業が終わり、ありさは倒れこむようにして眠りについた。
*続く*
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