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〜第69話　過去の友情〜

これは、10年ほど前の話。

ライクとヴァーンは「雷竜ライバル」だった。

町中の騒ぎになるほど大きな戦いをしていた。

ヴァーンの方が年齢はしたであったが、ライクより強かったという。


ライク「俺は実際に雷竜に育てられた魔導士だぞ!」

ヴァーン「僕だって青雷竜に育てられたぞォ。」

ライク「チビの癖して生意気なんだよ!!!雷竜の鉤爪!!!」

ヴァーン「青雷竜の咆哮!!」


ライクは石壁へと背を討つ。

が、立ち直りながらも攻撃をする。

ヴァーンは容赦なく攻撃する。


ヴァーン「青雷竜の雷球!!!」

ライク「雷竜の咆哮!」


ヴァーンはライクに向かって、雷の球を投げつける。

ライクは咆哮で打ち返す。


ライク「チビにはそんな技しかだせねぇのか!!・・・雷竜の極爪!!!!!!!」


ライクは鋭く尖った爪をヴァーンに刺す。

ヴァーンの口から少々血が流れ出す。

が、負けぬと押し返す。


ライク「お前を育てた竜はなァ、どうせ幻影だろ。」

ヴァーン「幻影な訳ない!僕を育てた竜は本物だぞ。」


町で二人の争いを「雷竜合戦」と呼んだ。


第70話へ続く