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〜第82話　奪われた仲間〜

マグノリアの住民1「近頃な港に船を停めてた漁師が「英雄の不死鳥（リバイブ・フェニックス）」に襲われたらしいぜ。10万Jほど奪ったら消えたらしい。」

マグノリアの住民2「恐ろしい世の中だな。」


マグノリアに住む住民たちの会話を耳にしたのはグレイとルーシィであった。

ちょうど街中で出会い、行動を共にしていたという。


グレイ「英雄の不死鳥!?闇ギルドか!??」

ルーシィ「お金を盗られるって最低な闇ギルドの様ね。」

グレイ「そんな話よりも終わったのか「マグノリア頂上決戦」ってのは!?」


すると、グレイとルーシィの前に謎の魔導士が現れる。

腕には黒い不死鳥の紋章。


グレイ「マグノリア頂上決戦の生き残りか!?」

ルーシィ「グレイ、あれ見て。不死鳥の紋章よ。」

？？？「グレイ・フルバスターだな。付いて来い。」

グレイ「誰が行くってんだよ!!」

ルーシィ「あなた、英雄の不死鳥に所属する魔導士ね。」

？？？「・・・分かったか。俺の名は「ウルフ・ガレイドー」。お前らの仲間「ナツ」と「ライク」を預かっている。」

グレイ「嘘だろ!」


二人が捕まったことを初めて知ったグレイ達。

ウルフは腕に青い光を纏うとグレイを殴り始める。


ウルフ「青天の光藍（ブルンス・ライニング）!!!」

グレイ「アイスメイク—蜘影（スパイダー）!!!!」


グレイは口から氷を吹くとウルフに網が纏わりつくように纏わる。

しかし、グレイにも大きなダメージは当たる。


グレイ「くっ!」

ルーシィ「逃げるよ、グレイ!!!」

グレイ「あぁ・・・。」


第83話へ続く