二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.141 )
- 日時: 2011/09/10 13:50
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)
〜第91話 孤独な過去〜
ここは17年前のマグノリア中央部に所属する町「リヘルア宮」。
作物が豊富な町として有名だと言われていた。
アイクもここで育ったが、幼い頃に両親を亡くした。
その後、「バーニスト」という覇竜に育てられた。
アイク「バーニスト、町の喫茶店に行ってくる。」
バーニスト「不良には気を付けろよ、アイク。」
リヘルア宮の有名な喫茶店「エバルタ」。
幼い子供から大人までが楽しめる喫茶店だ。
アイク「ロン爺、「ピックカップ」頂戴。」
ロン爺「ピックカップは売り切れじゃ。」
ピックカップとはリヘルア宮の有名な作物から取り入れた果汁を合成させて作ったもの。
大人は「まずい」というが子供は美味いらしい。
アイク「そうなんだ。だったら、「エバルタジュース」でいいよ。」
ロン爺「12Jじゃ。」
エバルタジュース。
この喫茶店の名物である。
アイクはエバルタジュースを飲んだ時だ。
扉が開き、闇ギルドの魔導士がぞろぞろと入ってくる。
魔導士1「ロン爺、隊長にいつものを。」
アイク「うわぁ〜!!闇ギルドの魔導士だ。」
魔導士1「こいつガキの癖して、敬語を使え。」
魔導士たちはアイクを蹴ったり、殴ったりとする。
ロン爺「アイク、ここは本来お前が来る場ではないのじゃ。」
アイク「でも、爺ちゃんの手作り料理が食べたかったんだァ!!」
ロン爺はアイクの祖父に当たる男。
魔法の威力は強く、何も恐れない。
魔導士隊長「ガキは邪魔だ。ロン爺、一つ暴れさせてもらう。壱の矢(ワンショット)!!!!」
ロン爺「下がっておれ、アイク!!!」
ロン爺はアイクを押し飛ばし、犠牲となる。
その後、死に至った。
アイク「ロン爺っ!!!死なないでくれよ、ロン爺!!!」
ロン爺「さらばじゃな・・・・・・アイク・・・・・・・」
アイク「ロン爺ィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!」
アイクは号泣する。
その途端、空に竜が飛び立つ影が見えた。
すると、アイクの眼は漆黒に光る。
アイク「滅竜奥義!!!!覇竜漆黒武練迅!!!!!!」
アイクは周りの魔導士を一瞬にして殺した。
その後、喫茶店を飛び出してバーニストがいる元へ向かったが、何もいなかった。
その日は「777年7月7日」であった。
第92話へ続く