二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.151 )
日時: 2011/09/24 13:50
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)

〜第98話 肉食モンスターと炎と鎧〜

大樹森「神々の王城(ゴット・プリズム)」には様々な肉食モンスターが存在する事をナツたちは知らない。

ヴェリアムも近づいた事は無かったために知る余地もなかった。

そして、現在、肉食モンスターの中級レベル「飛猿(ヒヒ)」がナツたちの目の前に現れたのだった。


ヴェリアム「こんなモンスター、見た事もありません!!」

ナツ「ぶっ飛ばすだけだ。火竜の鉄拳っ!!!!」

飛猿「キキッッッ!!!!!!」


飛猿の体はとてつもなく大きかったため、腹部で受け止めた。

腹部は硬く、飛猿はナツに向かって、腕を振り下ろした。


ナツ「グハッハァ〜!!」

ルーシィ「あのナツが一撃でやられるなんて!!」

ヴェリアム「奴、魔力自体は持っておりません。遠くから魔法を放てば、あのような事は起こりません!」

グレイ「だったら、俺は有利だな!!!」

ルーシィ「私は向いてないわね。・・・・任せるわ、グレイ!」

エルザ「私は突っ込むぞっっ!!!!!!ナツのような事にはならぬ!」

ヴェリアム「しかし、エルザさん!!!」


エルザは天輪の鎧へと換装し、突っ込むが奴の巨大な手の平によって飛ばされる。

飛猿というモンスターは人間が好物で魔法が苦手な奴だったりもする。


グレイ「アイスメイク—槍騎兵(ランス)!!!」

飛猿「ウキィキキッッ!!!!」


飛猿の顔面に一本の槍が刺さる。

飛猿は顔面に手を当て、槍を壊そうとするが、なかなか壊れない。


グレイ「これで終わりだ、化け物猿がァ!!アイスメイク—戦斧(バトルアックス)!!!!」

飛猿「ウッキッキィィイ〜!!!!」


飛猿は地面へと倒れこんだ。

すると、「第壱試練:死歌の間」と書かれた表札がある。

そして、その隣に「絶」と書かれた表札も。


ウエンディ「エルザさん、ナツさん、しっかりしてください。」

ナツ「イテテテっ!!!」

エルザ「正直、情けない!!有ろう事か、奴に負けるなど。」


ナツは頭を抱え、エルザは地面へ拳をぶつける。

そして、ライクは表札を見ると、なにかを感じた。


ライク「死歌の間だと!!!・・・・・この間はたぶん"死の歌姫〟と呼ばれたあいつに違いない!!!!」

皆「死の歌姫!?」


第99話へ続く