二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.170 )
- 日時: 2011/10/15 14:51
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nboXsK4I)
〜第111話 氷空島へ飛ばされた仲間たち〜
偉大なる魔力は氷空島の全エリアに響き渡った。
当然の事ながら、偉大なる魔法はナツたちの体を隅々まで傷つけた。
ルーシィ「(何故だろう、体内の魔力がどんどんと遠ざかってゆく・・・・・・)」
ゼロ「さすがに妖精も悪魔には敵わないって訳だなっ!!!!!」
その言葉を最後にバタッバタッと妖精の尻尾に所属する魔導士が倒れた。
しかし、ゼロの野望はこれだけでは終わらなかった。
ゼロ「全員を氷空島の各エリアに飛ばしてやるぜェェェ!!!!!!」
ルーシィ「(・・・・・・氷空島の各エリア!?)」
ヴェリアム「(全員が離れるという訳ね・・・・・・・・・)」
この時、魔導士たちは意識が朦朧としていた為に抵抗することも出来ずにそのまま飛ばされた。
第四試練には誰も残っておらず、氷空島の各エリアに皆は飛ばされたという。
待ち合わせ場所も知らない為、出会うことはできずに居た。
—————三日後 氷空島「飛魚王国」
グレイ「・・・・・・・ん!?」
???「ようやく起きたんだな、青年。体中に痛々しい怪我をしており、道端に倒れていたから、俺の家まで連れてきた。一階にはガキと嫁さんがいるが、気にせずに降りて来い。」
グレイの全身には少し血が滲んだ包帯が巻かれていた。
30代ぐらいの男が言っていた言葉に遠慮もせずに一階へ降りて行った。
???「体の調子はどうだ、青年!?」
グレイ「一応、痛むところは大してない。それと救い出してくれて、ありがとな。」
???「別に礼などは要らん。・・・・・ところで青年、名は何と言うんだ!?」
グレイ「グレイ・フルバスターって言う。アンタは何て言うんだ!?」
???「俺は「ディン・ロッキネス」。嫁さんが「フラム」で息子が「ソン」。」
命の恩人とも呼べる男にグレイは一つ頭を下げた。
倒れていた理由を述べると、少しの間、居候できる事となった。
フラム「グレイ君、氷を造ってもらえるかしら!?」
グレイ「了解しました、フラムさん。」
フラム「まさか〝神〟に逆らって、攻めていったなんてねぇ。」
グレイ「・・・・・・・・」
この言葉でグレイの内心が決意を決めた。
少しの間でも修行を積むと言う事であった。
第112話へ続く