二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.177 )
- 日時: 2011/11/02 18:47
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)
〜第114話 集結する妖精の魔導士!!!【後篇】〜
アルカは全てをやり遂げたという様に隊長に顔を振り返す。
ナツたちは立ち上がる力もなく、膝を付いている。
???「良くやったな、アルカ。・・・・・神に逆らえば、命はねぇ。それが神の聖地の恐怖言葉だァ。これ以上、こいつらが生き延びてもスペースが狭いだけだァ。殺セェェ、仙衆の九世神(てめぇら)!!!!!!」
アルカ「絶望の頂点に立ったわね、妖精の尻尾。滅竜魔導士の魔力は高価格で売る事ができるわ・・・・・。魔力だけは頂く。吸収術:吸引の力(スペレクター)!!!!!!」
アルカの手にはナツたちの体内から黄色い光が吸収されて行った。
しかし、それを遮る者が居た。
ウェンディ「天竜の咆哮っ!!!!・・・・・・皆さんには手を出させない!!!」
ルーシィ「アクエリアス、大暴れしちゃって!!!!」
アクエリアス「今日は彼氏とデートって前から言ってんだろォォが!!!!!!!!!」
アクエリアスは水色の壷から大波を放つ。
さすがにルーシィもいつもの事ながら、怯えている。
ウェンディは近づいてくる仙衆の九世神を遠ざけさせる為、魔法を放っていた。
アルカ「・・・・・まだ仲間は居た様ね、ゾリア。」
ゾリア「隊長の命令通りに動けば、こんな女たちはすぐに死ぬ。」
ヴェリアム「企みはそこまでよ、神々の僕ギルド!!!!・・・・・・ライクさん、シェルトさんを連れてきました。」
シェルト「〝さん〟はいらない。・・・・・・滅竜・銃砲の舞!!!」
ライク「突っ走れ、シェルトォォ!!!!!!」
シェルトは手に持っていた、ヴェリアムを連れながらライクの元まで氷空を突き進んだ。
次第にシェルトは二本の銃へ変形すると、ヴェリアムは手から離れた。
ライク「滅竜魔法を強化させる〝滅竜武器〟。・・・・・・雷竜の銃砲咆哮!!!!!」
シェルト「キャノン発射っ!!!!!」
ライクの魔力は二本の銃(シェルト)へと通じ、雷竜の咆哮が強化されて放たれた。
すると、仙衆の九世神は電撃にやられて敗北となった。
隊長であるゾリアは少し戸惑いを見せるが、何事も無かったかのように戦いに挑んできた。
ゾリア「ヴェリアム王女に告ぐ!!!氷空島の伝説魔法に至る一つ〝無敵の煙〟は知っていると思う。・・・・・・・・それを使うのは〝俺〟だって事を教えといてやる!!!!!」
ヴェリアム「触れた物の全てを煙に変えてしまう〝無敵の煙〟。それをこのような奴らが使っていたとは!!!」
ゾリア「良く知っているようだが、まだまだ知らない事も有るんじゃないか???煙砕!!!!」
ゾリアは魔法の名を言ったが、何も起こらなかった。
ライクは銃を構えると、ゾリアに放った。
ライク「何故、魔法を使わねぇんだァ!?」
ゾリア「魔法を使わないだとォ??・・・・・妖精の尻尾は馬鹿か!?」
ライク「雷竜砲(エレキキャノン)!!!!」
二本の銃(シェルト)から電撃の波の様にビリビリと放たれた。
ライクの口はニヤリとしていたが、敵は避けるつもりもなかった。
ゾリア「・・・・・・オメェら、本当に馬鹿じゃねぇのかァァァ!!!!!!!!!」
ゾリアの身体に電撃波が貫通したかのように見えた。
しかし、ゾリアの身体からライクが放った魔法が戻ってきた。
ライク「どういう事だ!!!!」
ゾリア「さっきの魔法は煙の物質を攻撃を跳ね返す物質へと変える。地獄に落ちて、死ねェ!!!!!!」
ライク「くっ、俺もシェルトもここまでか。・・・・・・・すまねぇな、シェルト!!!!」
第115話へ続く