二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.179 )
日時: 2011/11/03 12:18
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)

〜第116話 炎帝の鎧とプライド〜

ロストは刀を一本取り出すと、ナツに向かって刀を向けた。

恐れる姿も見せないナツにロストはついに斬りかかった。

だが、その光景をエルザが黙ってはいなかった。


エルザ「・・・・・貴様、先ほどの言葉を自らで受けてもらう。そして、ナツ。お前には感謝をした!!!—————換装!!!」

ロスト「第壱乱:炎角陣堂(エフィステーショ)!!!!!」

エルザ「火竜でも恐れる〝炎帝の鎧〟に炎は効かぬ!!!」


エルザが換装した炎帝の鎧はわずか一ヵ月で素早い行動を身に付けていた。

風の様に攻撃を避けるエルザをロストは少し甘く見ていたと感じた。


ロスト「妖精女王の強さだけは謝るが、俺よりはランクが下のようだな!!!!第参乱:時操破門(タイムショート)!!!!」

エルザ「・・・・・くっ!!時間が止まる魔法も持つとは、さすが同じS級魔導士だ!!!」

ロスト「違うと言ってんだろォ!!!!!!・・・・・・俺はてめぇらよりも遥かにランクが上だ!!!!」

ナツ「そこまでだァァ、プライド男ォォ!!!!!」


エルザに襲いかかるロストをナツが殴った。

強く硬い拳で殴られたロストは地面へと頭を打ちつけた。


ナツ「妖精の尻尾にはランクが上とか下とかは関係ねぇ!!!!皆が仲良く過ごす、それがじっちゃんの願いだ!!!!仲間同士で傷つけ合うのは終わりだ。」

ロスト「俺は孤独な人間だァ!!!!てめぇらに指図される事もねぇんだよ!!!!!」

ナツ「お前、じっちゃんやミラは信用するってたよな。・・・・・・んじゃあ、何でじっちゃんやミラの指図は受けるんだ?同じ妖精の尻尾に所属する俺らと何故一緒にやらねぇ!?」

ロスト「・・・・・・お前らにはもう一生逢わねぇ。」


第117話へ続く