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〜第122話　覚醒する滅竜魔法!!!【前篇】〜

—————氷空島〝大樹森　神々の王城〟　東森にて


リュク「俺と対等に戦えると思ってるのか、黒夜叉!?」

ライク「対等に戦い合うつもりはねぇ。俺は依頼人からの依頼を完了させるだけだ。覚悟しろよ、砂地獄のリュク!!!!」

リュク「腕前は相当良いんだな、黒夜叉!?その言葉を出していられるのも今の内だァァ!!!!!砂の巨兵隊（すなのジャイアント）!!!!」


リュクは両腕を砂へと変え、全長6ｍ近くある巨人を生み出した。

両腕は消え、自らを護る武器は脚のみ。


リュク「黒夜叉の命は頂いたァァァ!!!!!!」

ライク「・・・・・・・・・（シェルトは必ず巨人を突き破る!!!）」

リュク「（黒夜叉は何故動かない!?）」


リュクがその言葉を心で思い込んだ時だ。

巨人の背後から一匹の猫が必死に飛んできた。

そのまま巨人を突き抜け、巨人は見る見ると崩れて行った。


ライク「変形しろ、シェルト!!!!・・・・・モデルは〝黒渦〟だ!!!!」

シェルト「了解!!!」

リュク「・・・・・太古の魔法〝武器変形魔法〟だと!?この様な猫が何故持っている!?」


シェルトは剣へと変形し、黒い渦を巻いた。

そして、ライクの元までと行き、ライクの手に持たれた。


ライク「雷竜・黒渦千巻!!!!」


【中篇】へ続く