二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.208 )
日時: 2011/12/18 12:49
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: sHz7gIgP)

〜第129話 零夜のジュラ、ここに降臨!!!〜

—————数日後 魔導士ギルド〝妖精の尻尾〟にて

今朝は妖精の尻尾に所属する魔導士が珍しくも早起きでマスターに呼び出されていた。

マカロフはS級クエストが貼られている2階の手すりに立っていた。


マカロフ「一年ほど前から今日までに入ったルーシィやウェンディ、ライクには少し分かりずらい事かもしれんが、〝ジュラ・キメラアイズ〟がグラムス王国から帰還するという通信が昨日来た!!!」

ライク「・・・・・誰なんだ、ジュラと言う奴は!?」

エルフマン「ジュラ・キメラアイズ。別名〝恐竜の眼〟や〝零夜のジュラ〟。魔法の事はマスター以外に誰も分からねぇけど、噂ではギルダーツと対等に戦ったらしいな。」


魔導士たちはマカロフの話も耳にせずにザワザワと会話を始め、ギルド内は一気に騒がしくなった。

その騒ぎをマカロフは大声で怒鳴り、話の続きを話し始めた。


マカロフ「・・・・・ジュラの通信通りに上手くいけば、明日の朝にはギルドに辿り着くらしい。それとこの際じゃ、ジュラの魔法について詳しく説明しておこう。」

ルーシィ「ミラさんはジュラとか言う人に逢った事あるの!?」

ミラジェーン「幼い頃はずっとジュラに喧嘩を売って、一度は命の危機に遭遇した事もあるわ。」

マカロフ「ジュラの魔法は〝地震魔法〟と〝接収〟のみだ。地震魔法はギルダーツと似ておるが、威力はギルダーツを上回る。そして、接収は〝恐竜の魂(ジュラシックソウル)〟!!!!」


マカロフがジュラの魔法について話していた時であった。

妖精の尻尾の中へ繋がる扉が開く様な音がし、魔導士たちは一斉に扉の方を向いた。


マカロフ「(予定時刻よりかなり早いではないか、ジュラよ!!!)」

ナツ「久しぶりに出逢うなァァ、ジュラっっ!!!!!」

ジュラ「・・・・・・・マカロフ、俺はグライム王国から帰還したぜ。」

ライク「あの人が〝ジュラ・キメラアイズ〟か。」


第130話へ続く