二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 オリキャラ募集開始! ( No.317 )
日時: 2012/03/24 11:23
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)

〜第152話 竜刃のゼオンVS魚神のギラフ【前篇】〜

—————フェオーレ王国 激震の樹海〝ギメイア樹海〟にて

激震竜〝パラギシア〟の縄張りと推測されているこの樹海に正式ギルド〝妖精の尻尾〟の魔導士全員は訪れていた。


マカロフ「良いか、この樹海で単独行動をする事は許さん。必ず二人以上のグループを結成し、激震竜を捜索するよう。それでは捜索を開始する。尚、S級魔導士には話がある為、この場に残るのじゃ。」

ギルダーツ「・・・・・・・・・・この前の話か、マカロフ。」


S級魔導士以外は以下のようなグループで樹海から激震竜の捜索を始めた。

【樹海捜索グループ】
第一組「ナツ&ハッピー&ルーシィ」
第二組「グレイ&ウェンディ&シャルル」
第三組「ライク&シェルト&エルフマン&リサーナ」
第四組「ガジル&レビィ&ジュビア」

—————所変わって、マグノリア中心部にて

魚神〝ギラフ〟は既に中心部へと到着しており、丸太に背中を押しつけ、縄で縛られたゼオンの目の前に立っていた。

ギラフの右手には未だに槍を所持しており、ゼオンの首元に構えている。


ゼオン「この縄を解きやがれ、魚人のデカ物!!!!」

ギラフ「口の聞き方には注意しろ、滅竜魔導士。・・・・・・・・マグノリアの住民に宣言する、滅竜魔導士(コイツ)をただいまより処刑決行する!!!!」

ゼオン「・・・・・・・・いい加減にしろよ、魚人族。」


ゼオンは自らの腕を諸刃へと変え、拘束された縄と丸太を斬り裂いた。

しかし、首元に置かれたギラフの槍で首に掠り傷を負った。


ゼオン「ケッ、こんな掠り傷なんかどうって事ねぇ。・・・・・・それよりもヴァイアを何処に閉じ込めた、魚神のギラフ!!!!!怒り狂ったオレを阻止する事はもう出来ねぇぞ!!!!!!!!!」

ギラフ「・・・・・・・・・・・コイツを殺せ、魚人共!!!!」


ゼオンは両腕を諸刃へと変え、襲い掛かって来る魚人族を排除していく。

魚人族たちの群れの中に姿を消すギラフを追って、ゼオンは銃で撃ちぬかれようが槍で突き刺されようが走り続けた。


ラスカ「これ以上は近づかせぬ、〝巨鮫〟ェェ!!!!!」


行く手を阻むラスカは巨大化を起こし、本来の身長の五倍ほど巨大化した。

しかし、恐れる素振りも見せずにゼオンはヴァイアの居場所を聞く為にギラフを追い続けた。


ゼオン「逃げてんじゃねぇぞ、魚人族の皇がよッ!!!!・・・・・・それからしつけぇよ、巨大鮫!!!〝捌斬(さばき)〟!!!!」

ラスカ「〝乱舞の鼓動 鮫一矢〟!!!!」

ゼオン「・・・・・・・三枚に捌くぞ、この野郎!!!!」


ゼオンは諸刃と変わった両腕で巨大のラスカを三枚に捌く様に切り裂いた。

ラスカの魔法は一足遅かった為、発動する事は無かった。

そして、ついにギラフの逃げ足が止まり、ゼオンは追いついた。


ゼオン「ハァ・・ハァ・・・・。やっと追いついた、ギラフ!!!!」


【中篇】へ続く