二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.32 )
日時: 2011/05/09 19:38
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: uAlEbnba)

〜第19話 白い桜〜


X級魔導士とは滅多になれない最高ランクの魔導士。

今のところ、世界でたった20人ほど。


ミラ「もう一人・・・。ウィングと別のX級魔導士というか・・・。」

ルーシィ「マスターが言ってた「キッド」っていう人?!」

ミラ「そうなんだけど・・。あの人はもう死んだわ。」

ルーシィ「どういう意味?」

ミラ「4年前にキッドはクエストに失敗したの。そのクエストは「ヤマガツチ」っていう蛇種の魔物を撃退させることだったんだけど・・・。キッドは血だらけになって帰ってきたの。すぐに治療したんだけど・・・死んじゃったのよ。」

ルーシィ「ヤ・・ヤマガツチ!——通称「闇蛇の鬼神」。」


ルーシィが驚く中、エルザが言う。


エルザ「懐かしいな、キッド・・・。」

ミラ「そうね・・。なんで、あんな危険のクエストを—。」


ウィングはマカロフの話が終わると・・・


ウィング「ナツ、オメェ行って来い!ヤマガツチ撃退。」

ナツ「オゥ—!」


ギルド内が驚く。


マカロフ「バカモン、ウィング!X級魔導士の貴様ができずにそれ以下のナツに行けとはどういう事じゃ!ワシの許可なく奴に近づくな!!」

ウィング「それはどうかな!?」


ウィングは上着を脱ぐ。

そこには体中に包帯が巻かれている。


ウィング「マグノリアにヤマガツチは来ているんだ!!!」


ウィングは怒鳴る。


ウィング「マスター、毎回あんたの許可を得ないとクエストにでれねぇわけねぇだろうがよ。」

マカロフ「評議委員に通報されるのはワシじゃ。」

ウィング「んな事言うんならよぉ、俺一人で行く。・・・ナツ、すまねぇな、行かせれなくて。」


ウィングは外へ出ていく。

外にはヤマガツチ警戒報が出ている。


ウィング「イテテテ・・・」


ドアがドンッと開く。


ナツ「ウィング、俺が行ってやるよ。お前は休んどいてくれ。」


ナツはウェンディやルーシィ、エルザとグレイを連れてヤマガツチに向かう。


第20話へ続く