二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 オリキャラ募集開始! ( No.324 )
日時: 2012/04/01 21:13
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)

〜第153話 死の部屋(デスルーム)〜

—————激震の樹海〝ギメイア樹海〟・東海〝ノアーゼ〟にて

此処には派遣された政府ギルド〝天空の四皇神〟の一皇神、別名〝大剣豪のレグマ〟がマスター命令でライク捕獲の為に訪れていた。

偶然にも妖精の尻尾の一斑であるナツ達がレグマと遭遇してしまい、レグマは樹海でライクの居場所をナツに聞き出した。


レグマ「・・・・・・・お前のその眼は何も話さないという事で良いか!?だったら、徹底的にお前ら三人を地獄の底へ突き落とす。〝〟!!」

ナツ「火竜の鉄拳!!!・・・・・・・妖精の尻尾(オレのギルド)には絶対に手を出すんじゃねぇぞ、クソ政府!!!!ハッピー、ルーシィを連れて空に逃げろ!!!」


レグマは腹部と肩を滅竜魔法で攻撃されるが攻撃が外れたかの様に余裕な表情を見せて、鋭い爪をナツの腹部に突き刺した。

ナツの腹部からは大量の血が流れて服に滲むが痛みを我慢して、レグマに戦闘を仕掛けた。


レグマ「テメェは大怪我してまで妖精の尻尾を護りたいのか、火竜のナツ。その心意気だけは魔導士として認めてやろう、ならばこの魔法にも耐えられるか!?〝死の部屋(デスルーム)〟。」

ナツ「(・・・・・・っ!!!!)ゲホッ・・・・グハァァァァ!!!!!!」


ナツの身体には衝撃とも言える程のダメージが襲い掛かり、周りが紫色で輝くガラス球で抑えられている為、ダメージから逃れる事さえも出来ずに居た。


レグマ「再びライクを捜すとするか。それとガラスは外部しか割れネェから助っ人が来る事を祈って耐えるんだな、んじゃ!」

ライク「待ちやがれよ、コラァァ!!!!・・・・・・お前が俺を捜し回ってる大剣豪か!?幸いな事に俺も剣豪を一応目指してるんで、テメェを潰す。」

レグマ「・・・・・・・・弐刀流〝犬噛殺し〟!!!!」


レグマの背後には命を懸けて護り切ったはずのライクが滅竜・剣の舞(シェルト)を構えて、立ち上がっていた。

勿論の事、ガラス球で覆われたナツは救出されて草陰に隠れていたルーシィとハッピーに受け渡された。


ライク「・・・・・・・・俺もこのギルドには〝救出(かり)〟があるんでねェ。コイツは俺がぶっ飛ばすから安心しろ、ナツ!!!」

レグマ「〝死の部屋(デスルーム)〟!!!!!」

ライク「死の部屋の弱点は〝諸刃(つるぎ)〟。それは先に薄いガラス球を周りに覆う為、ガラスの一部にでも皹を入れればダメージを喰らう事はない。」


ライクは周りの空気を滅竜・剣の舞で何回も斬り裂いた。

すると、ピキッという皹が入り、ダメージはそこから抜けて行き、レグマへと当たった。


レグマ「・・・・・・・・・・・一旦、退散するか。また戦闘を起こせよ、BigBoy!!!」

ライク「あぁぁ、逃げんじゃネェ!!!兄ちゃんの事を聞かせろよ、くそ剣豪!!!・・・・・・・・・・にしても人が一人助かったんだ、今回の件はマスターには内緒だからな、ナツ。」


第154話へ続く