二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 オリキャラ募集開始! ( No.325 )
日時: 2012/04/08 21:23
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)

〜第154話 竜虎のガグVSグレイ&ウェンディ〜

—————激震の樹海〝ギメイア樹海〟・南海〝ティビア〝にて

此処には妖精の尻尾で結成された一つの班〝二班〟が訪れており、激震竜の調査をしていた途中、鋭い爪を持つ虎〝ガグ〟に出逢った。


シャルル「生態図鑑で見た事があるわ。ガグの爪は刀の素材として使われる程、鋭い爪よ。」

ガグ「グルルルゥゥゥッッ・・・・・・・」

グレイ「・・・・・・アイスメイク—牢獄(プリズン)!!!!」


グレイが造り出した牢獄は上手くガグを捕らえ込み、脱獄不可能な程分厚い氷であった。

だが、牢獄を糸も簡単に爪で斬り壊し、額に構えられている一本の刃でグレイに切りかかった。


グレイ「くっ、危なっかしい野郎だ。腕一本を丸ごと斬り落とされる所だったぜ!!!アイスメイク—槍騎兵(ランス)!!!!」

ウェンディ「私も手伝わせていただきます!!!バーニア!!!」

グレイ「助かるぜ、ウェンディ!!!」


ガグの攻め攻撃を邪魔するかの様にグレイの造形された槍が目の前に襲い掛かったが、やはりガグの鋭い爪で斬り壊された。

そのままガグの額にある刀はグレイの腹部へと突き刺さり、そこからは血が流れる。


ウェンディ「グレイさん、大丈夫ですか!!今すぐに私の治癒魔法で回復させて見せますから・・・・・」

グレイ「ウェンディ、その魔力は俺よりも野郎(ガグ)を倒す為に使ってくれネェか!?恐怖感を感じるなら無理はするな。」

ウェンディ「・・・・・・・いえ、出来る所まで頑張って見ます!!!」


その後、ウェンディは〝ガグ〟に大量の魔法を当てる物のほぼ全部の魔力を失ってしまい、ガグは素早い動きをしながら後脚でウェンディを蹴った。


グレイ「・・・・・・この野郎、例え魔導士でも相手は女だぞ!!!蹴り飛ばすとはいい度胸してんじゃねぇか。〝氷凍剣(ディアルブリンガー)〟!!!!!」

シャルル「一気に魔力を解き放つと傷口が開くわよ、グレイ!!!最初の方は少魔力で耐え抜くのよ!!!」


グレイは右脚に氷を纏わせて巨大な剣状態へとし、そのままガグへと突き刺そうとするが、ガグの素早さに付いて行けずに倒れこんだ。

すると、木陰の辺りから左腕には血が滲んだ包帯を巻いており、肩に猫(エクシード)を乗せた〝ゼオン〟が現れた。


ゼオン「此処で〝竜虎のガグ〟に出会えるとは光栄だぜ、その素材は俺が頂く。〝夜神の爪(ゼギアのつめ)〟を造る為にコイツは俺が倒す!!!」

ウェンディ「気をつけた方がいいですよ、銀髪の魔導士さん。」

ゼオン「諸刃は俺の大好物でな、加工屋に持ってく前に食い尽くしそうだぜ、竜虎(コイツ)の諸刃!!!!・・・・・・・刃竜の咆哮!!!!」


ゼオンの咆哮は空間を伝ってガグの額に構えられている諸刃を砕き、さらに鋭い爪を少しだけ砕いた。


ゼオン「・・・・・・・〝瞑想剣・椿(つばき)〟!!!!」

ガグ「グルルァァァァ・・・・・・・ゲホッ!!!!」


ガグの鋭い歯や爪・額の諸刃はボロボロ状態となっており、口から血を流して地面へと倒れた。

ゼオンは腰にある刀を仕舞い、そのままガグの素材に興味ない様に立ち去って行った。


第155話へ続く