二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 オリキャラ募集開始! ( No.329 )
日時: 2012/04/21 19:01
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)

〜第157話 雷竜の過去!!!暗闇と戦う一人の少年【後篇SP】〜

—————九年前 戦街〝リュゼノマ〟・東部『ノノアス』にて

此処は旅の途中で倒れたライクを休ませる為に雷竜〝ボルトリーグ〟が連れた一時的な縄張りであった。

その後は〝雷竜の縄張り〟とされるノノアスへ到着し、ボルトリーグは背中に乗せていたライクを地面へと下ろした。

すると、雷竜の縄張りと理解してかは不明だがバルカンの大群がライクを狙って襲い掛かって来た。


ボルトリーグ「決意したぜ、コイツに滅竜魔法を授ける。その為にはコイツを護らねぇと駄目だなっ!!!・・・・・・雷竜の咆哮っ!!!!」

???「バルカン共ォォ、滅竜魔法は無視してその子供を連れて来いっ!!!」

バルカン「ウホッ!!!」


バルカン大群の先頭に眼鏡を掛けた謎の男がバルカン達に命令し、ライクを狙って襲い掛からせた。

眼鏡の男性〝バジン〟は地獄の道錠に所属する幹部魔導士であり、〝バルカン軍隊〟という軍隊を率いる隊長である。


バジン「エブラ様からの命令だっ、何としてでも〝小僧(ライク)〟に自由な未来は渡させんぞォォ!!!・・・・・竜拳—ファントム!!!」

ボルトリーグ「グハァァッ!!!コ・・・・・コイツに手を出すんじゃネェぞっ!!!雷竜の鉄拳っ!!!!」


雷竜の鉄拳は縄張りの地面を叩きつけ、攻撃を仕掛けるバルカン軍隊を電圧が襲い掛かった。

勿論の事ではあるがバジンも電圧には敗北を隠し切れずに焦げて倒れた。

すると、電圧は避けていたのだが、周りの倒れる音にライクは目を覚ました。


ライク「んっ?鋭い牙に鋭い爪!?まさか本物の竜!!!・・・・・・・お願いします、俺に〝滅竜魔法〟という物を教えてくれ!!!滅竜魔法は太古から存在する竜しか知らないと兄さんが言っていたんだよ。」

ボルトリーグ「・・・・・やっと目を覚ましたか、テメェ。俺もお前に滅竜魔法を授けるつもりだった。お前の名前は何て言うんだ!?」

ライク「俺の名前は〝ライク・デスティニー〟。ライクって意味は良く知らないけどさ、〝デスティニー〟ってのは運命。運命は誰かが定めるんじゃない、自分で定めるもんだってお父様が言っていた。」

ボルトリーグ「ライク・デスティニーとは良い名前だ。ライクは何故倒れていた!?」


ライクは次々に出されるボルトリーグの質問を全て答え、ついに滅竜魔法の勉強(伝授)が始められた。

—————八年前 戦街〝リュゼノマ〟・東部『ノノアス』〝雷竜の縄張り〟にて

ライクがボルトリーグから滅竜魔法を伝授して早一年が過ぎた頃であった。

過ぎた期間が一年と言うだけあってか、密林で囲まれた縄張りにすっかりとなれてライクは密林の生物と遊んでいた。

そんな時、ボルトリーグから大切な事が言い話された。


ボルトリーグ「重大な話だ、しっかりと聞くんだぞ。・・・・・ライクは此処から遠い街〝マグノリア〟という所に興味はないか!?」

ライク「滅竜魔法の修行に成るんなら、俺は是非とも行ってみてぇ。だけど、マグノリアって街にも修行場はあるのか?」

ボルトリーグ「修行が出来る場所は無いが、〝ギルド〟という魔導士が集まる場所はあるぞ。ギルドなら他の魔導士に逢えるだけでなく、クエストと言う物を受けて修行らしい事も出来るであろう。」


その言葉を理解したライクはすぐに行く準備をして、ボルトリーグの背中に乗り、マグノリアを目指した。

マグノリアでは少しの期間ではあったが、滅竜魔法の修行も出来、さらにギルドに体験入会も出来た。

—————七年前 フェオーレ王国・マグノリアにて

ライクがギルドに行っている時間に雷竜〝ボルトリーグ〟は姿を消した。


第158話へ続く