二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 イラスト募集開始!! ( No.347 )
- 日時: 2012/05/14 11:59
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: ewPwHyR8)
〜第162話 消滅する芸場(サーカス)〜
永眠の芸場(レギィサーカス)をほぼ崩壊へと導いたライクは〝永眠の悪魔〟と異名を持つレギィを目の前に立ち上がっていた。
所々に傷を多く負っているライクは長時間、レギィを敵にする事は無理な状況であった。
レギィ「〝理想の楽園〟と異名を持つ大サーカスを破壊するとはいい度胸じゃねぇか、ライク!!!・・・・・くっ、〝骸の呪縛〟が解かれる!!!」
骸の呪縛とは体内に封印する呪縛魔法の一種であり、所有者の魔力を高める効果を持つが、封印が呪縛に解かれた時に所有者は〝悪魔〟へ変貌する。
すると、レギィの体には黒い尻尾と翼が生え、厄災の悪魔〝デリオラ〟をも超える程、絶大な魔力を持つ悪魔へと変貌した。
ライク「相手が誰であろうと魔導士成る者、信念を最後まで貫くっ!!!!それが俺の決意だァ!!!!・・・・・・雷竜の角燐!!!」
悪魔レギィ「最後に相応しい遺言だった、雷竜。貴様は今から我に敗れて〝死〟の世界を見る。・・・・・〝戦騎の槍—グリアス〟!!!!」
悪魔レギィの拳には長太い槍が構えられており、その持ち手部分には謎の古代文字が書き記されていた。
古代文字の正体は〝鬼言(キゴン)〟と呼ばれて居り、未だ詳細は解明されていないが、常に放つ光は古代文字の魔力らしい。
悪魔レギィ「一気に殺すしか無いな、この様な楽しめん魔導士は。〝魔鎧(デスメイル)〟!!!!・・・・・・〝戦騎の鬼言—デスキュペラ〟!!!!!」
悪魔レギィは武器とする巨大槍に魔力を高める〝魔鎧〟を装着し、最大の奥義とする魔法をライクへと放った。
ライクは滅竜魔法を放とうとするが、一瞬の出来事に魔法を放つ事さえも出来なかった。
悪魔レギィ「厄介な魔導士だ、少し息の根がある。・・・・・〝戦騎討伐〟っ!!!」
ライク「俺の滅竜魔法は・・・・・・———する。」
悪魔レギィ「仲間への遺言か、雷竜!?〝黒夜叉〟として生きてきたお前も戦騎の鬼言(あれ)を喰らえば、上手く喋ろうにも喋れねぇ物だなっ!!!!」
ライクが何を喋ったかを悪魔レギィは上手く聞き取れず、そのまま最後の止めを刺そうとした時であった。
滅竜魔法の魔力が無いにも関わらず、ライクの身体は絶大な魔力を担う雷を放ち、悪魔レギィの攻撃を避けた。
そして、倒れこんでいたライクの体はゆっくり起き上がり、髪は舞い上がって全身に絶大な雷を纏った。
ライク「俺の滅竜魔法は一段階覚醒するって言ったんだよっ!!!その名も秘伝滅竜魔法〝覚醒滅竜魔法〟!!!!・・・・・・覚醒〝雷竜の鉄拳〟っ!!!!」
悪魔レギィ「〝戦騎の槍—グリアス・紅〟!!!・・・・・戦騎討伐・改!!!」
此方へ向かってくる覚醒したライクに悪魔レギィは手に持つ槍を強化させ、突き刺そうとした。
しかし、戦騎の槍は覚醒したライクの拳により一瞬で壊された。
ライク「お前の野望は此処で崩壊するっ!!!これで終わりだァ、レギィ!!!!・・・・・・覚醒・滅竜奥義〝紫電煌雷神拳〟!!!!」
悪魔レギィ「俺様の野望がァァっ!!!!」
第163話へ続く