二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.371 )
日時: 2012/06/10 18:53
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: Z5cmkimI)

〜第170話 黒夜叉VS脱獄の死刑囚!!!伝説に勝つ魔導士【後篇】〜

突然バギルが放った鋭い暴風はライクの魔法を阻止するかの様に身体を切り、ライクは地面に膝を付いた。

全身を切られたライクは既に起き上がる事も出来ず、シェルトが近寄るが、キッドが帽子を深く被り抑える。


キッド「・・・・・・・行くんじゃねぇ、これは黒夜叉と死刑囚だけの乱闘だ。仲間を信じて此処で見守ってろ。」

シェルト「・・・・・・・・・・うん」

ライク「絶対に今からの出来事を後から忘れろ。シェルトもキッドも妖精の尻尾に持ち込むんじゃねぇぞ!!!」

バギル「何だァ?死前に残す言葉がそれかァ、良い覚悟出来てんじゃねぇか。・・・・・・・・破裂の邪騎(ディス・ペレイアー)!!!!」

ライク「覚悟すんのはお前の方だ、バギル!!!!〝覚醒本能〟!!!」


覚醒本能の勢いでライクの意識は失われるが全身に絶大な魔力を担う雷を纏い、髪は舞い上がる。

すると、バギルは鋭い刃に変えた腕をライクに突き刺そうとするがライクは両腕で弾き返し、睨み付けた。


バギル「(コ・・・・コイツ、一気に魔力が強化しやがった!!!多くの魔力を含む今の攻撃を簡単に腕で弾くとは。)」

ライク「覚醒・雷竜の角燐!!!!いい加減に監獄に戻りやがれ、クソ野郎っ!!!」

バギル「グハハァァッッ!!!!・・・・・・それよりも殺人隊長は何処行った!?野郎等、逃げてたらぜってーに許さねぇからなっ!!!」

ライク「覚醒・滅竜奥義〝紫電煌雷神拳〟!!!!!世界三大監獄へ送り飛ばしてやんよ、死刑囚。」


ライクは全身に纏わせる雷電を煌きを放つ紫電へと強化させ、腕の魔力を高めてバギルを殴りつけた。

バギルは頬を勢い良く殴られ、何重もの城の壁を突き抜けて行き、気絶状態へと変貌した。


キッド「〝脱獄の死刑囚〟と恐れられたバギルを倒すとは相当な強者だな、アンタ。気に入った、俺もアンタの仲間(チーム)になってやるよ。」

シェルト「仲間になるからには隊長のライクを護り通りて、目標の夢まで送り届けるんだ。それが現在の僕の〝夢〟だ。」

キッド「あぁ、目標の夢だろうが死の果てだろうが付いて行くぜェ!!!ライクの夢は一体何だ、言って見ろよ。」


キッドは地面に倒れるライクに問いただすが仲間になるという言葉を聞くと、頷いてから目を閉ざした。

相当な魔力を消耗したライクの元にはエステルとメルが訪れ、治癒魔法を得意とするメルに治療をされた。


第171話へ続く