二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.388 )
- 日時: 2012/06/30 13:03
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: Z5cmkimI)
〜第177話 CHANGE UP〜
余裕の笑みで二人の滅竜魔導士を相手にする偽アキレスの正体は〝変装の達人〟と異名を持つ人物——〟レアン・バンクーバー〟だという。
対象者の姿や魔法を化ける〝変装魔法〟を所有するレアンは現在破門中の魔導士でアキレスに頼まれて引き受けているという。
レアン「そう簡単に四皇神を倒せると思うか、貴様等!?破門中のオレでも通用しねぇ実力者だ、オレを倒せねぇお前等が倒せるはずねえ!!!」
ライク「まだ誰もお前を倒すなんて言ってねぇぜ、クソ野郎。今の言葉、破門する程の暴力野郎って事だけは伝わるぜ。」
レアン「〝変装転換・腕部『アルクの刃剣』〟!!!!」
ライク「俺達も武器コンボ行くぞ、シェルト!!!・・・・・・滅竜・剣の舞!!!」
ナツ「火竜の劔角っっ!!!」
先端が鋭く尖っているアルクの刃剣と滅竜・剣の舞、火竜の劔角がぶつかり合った瞬間、辺り一面は大爆発を巻き起こし、煙幕が発生した。
〝太刀〟の様な滅竜・剣の舞には雷電が纏われて居り、レアンの腕にはその雷電が感電していた。
レアン「丁度良い感じの雷剣が出来たじゃねぇか・・・・・・ってこの雷電、唯物の感電力じゃねぇぞ!!!何か全てを電気で燃やし尽くす様な威力、オレの腕に何をした!?」
シェルト「滅竜専用の武器に纏わされた魔法は威力を倍増化する効果を持つ、先程までお前が喰らっていた魔力とは全く威力が違うでしょ。・・・・・・・アイツの体力はもう少しだ、ライクが止めを刺すんだ!!!」
レアン「変装魔法に不可能な変装は無い、例え滅竜専用の武器であろうとオレはそれを奪う!!!変装転換・腕部『滅竜・剣の舞』!!!!」
ナツ「無駄な行動だァ、レアン!!!滅竜専用の武器って言ってんだろ、滅竜魔導士じゃねぇお前に操れる代物なんかじゃねぇぞ!!!・・・・・・ライク、俺の炎も纏え!!!火竜の咆哮っ!!!」
レアンへ滅竜・剣の舞を振り翳す瞬間にナツの口からは豪炎が吹き出され、雷電と豪炎を纏わせた滅竜・剣の舞はレアンを斬った。
腕を滅竜・剣の舞へ変装させた筈のレアンは防御しようとするが滅竜魔導士にしか操れない為、肉体の腕は斬られた。
レアン「肉体の一部持ってかれた所でオレの人生に悔いはねぇ、早く息の根を止めろよ、雷竜。」
ライク「・・・・・・・・・その威勢だけで十分だ、息の根なんか最初っから止める気ねぇよ。ただし、兄貴の居場所を教えろ。アキレス・デスティニーは何処行った?」
レアン「王神と四皇神は現在ギルド内の何処かで会議をしてると思うぜ、でも何処でやってるかは他の魔導士には知らされてネェんだ。」
ナツ「・・・・・・・・グライム王国で逢った時の野郎の匂いならこっちだ、付いて来い!!!」
ゼオンを抱き抱えるナツは自分の鼻を頼りにライクを連れて走って行き、その背中を見たレアンはこう思った。
『彼等は神を超える』と・・・・・・。
第178話へ続く