二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.389 )
日時: 2012/07/03 19:28
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: Z5cmkimI)

〜第178話 激闘始動!!!妖精の魔導士VS四皇神【前篇】〜

ギルドの何処かで行われている神々の会議を阻止する為、二人の滅竜魔導士————ナツとライクは匂いだけを頼りに探し出した。

すると、一つの巨大な扉の奥から会議らしき声が多く聞こえて居り、何やら気になる内容を話していた。

その内容—−———フィオーレ王国消滅計画である。

その内容に激怒したナツは素早い勢いで扉を殴り壊し、手から血を流しながら腕に炎を纏わせた。


ナツ「・・・・・・・おい、今の消滅計画って言葉を今すぐに中止しろ!!!中止しねぇなら俺がその計画を力尽くでも阻止する。・・・・・・・答えは定まったか、ギルドマスター!?」

???「実に面白い、妖精の尻尾は。確かにアキレスの言う通り、大胆に楽しませてくれそうだ。・・・・・・でもなァ、ガキ。調子乗んのもいい加減にしろよ!!!」


彼の名は〝アマツ・ネクスティア〟と言い、四皇神の一人で別名〝嵐竜〟を意味する滅竜魔導士の一人だ。

滅竜魔導士と言っても通常の滅竜魔法を上回る〝超神滅竜魔法〟を使用する次世代の滅竜魔導士である。


アマツ「凶暴な大嵐は火竜の炎なんか一瞬で吹き飛ばすってんだ。実際に〝不死鳥の英雄〟に所属するストライクも嵐竜の魔法が若干使えるけどな。アイツの嵐は美味くねぇ、ゴミだ。」

ライク「(超神滅竜魔導士か、あの野郎。しかも俺等で歯が立たなかったストライクを上回るって一発一発が強大だろう・・・・・・頭上から雷を落として倒すか。)」

アマツ「〝雨嵐(ウラン)〟!!!」

ライク「ナツ、危ない!!!雷電砲・煙球ァッ!!!!」


アマツが天空の魔法陣から放った竜巻状の大嵐には鋭い雨が紛れて居り、触れた瞬間に皮膚を深くまで切り裂く。

それに一足早く気づいたライクは手から魔法陣を出し、雷電を纏う煙球を大嵐へぶつけて阻止した。

大嵐が起きた地面は円状の穴が開いて居り、深くまで続いていた。


アマツ「雨嵐は俺が所持する魔法の中でも結構弱魔法だ、地味に攻撃すんのも面倒だから一瞬でお前等を殺すぜ。・・・・・・〝嵐竜の大咆哮〟!!!!」

ナツ「火竜のォ咆哮っっ!!!!」

アマツ「月天大嵐(テグノストーム)!!!!」


アマツは口から大嵐を吹きながら天空に魔法陣を仕掛けて、さらに強大な大嵐を振り落とした。

ナツは嵐竜の大咆哮を火竜の咆哮で阻止した物の頭上からの大嵐に対応出来ず、全身から大量の血を流して倒れた。


アキレス「それだけ殺せば気が済むだろ、アマツ。それよりも今は会議の時間だ、会議を改めて実行する。」

ライク「———————しろ、いい加減にしろォォッッ!!!!!」

アマツ「何だァ、まだ生き残り魔導士が居たか。今は会議中だ、敵討ちなら後で引き受ける。・・・・・・・んじゃあ、会議を始めっか。」

アキレス「黙ってろよ、ライク。反転の世界(リバース・ザ・ワールド)!!!!」


アキレスは会議をしている空間のみ反転化を巻き起こし、ライクの魔法を無効化させる魔法を仕掛けた。

すると、その空間の弱点を見抜いた様にライクは一瞬笑みを浮かべると走って殴り掛かってきた。


ライク「反転魔法の弱点は〝魔法〟だ!!!対象にする物は魔法のみ、通常の攻撃は当然効く!!!」

アキレス「馬鹿だな、ライク。・・・・・・・対象になる物は魔法じゃねぇ、攻撃自体だ!!!」

ライク「んな!!!!」


【中篇】へ続く