二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.390 )
- 日時: 2012/07/04 18:29
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: Z5cmkimI)
〜第178話 激闘始動!!!妖精の魔導士VS四皇神【中篇】〜
攻撃自体を無効化とする反転魔法への勝利は未だ見えず、ライクは一瞬にして戦いを拒み、地面へ腰を抜かした。
すると、巨大な扉の奥から黒い影を見せる無数の人物が先頭に銀髪の青年と猫を連れてやって来た。
グレイ「攻撃が効かねぇぐらいで腰抜かしてんじゃねぇよ、ライク。ほら・・・・・・立てよ。それと助けに来てくれてありがとな。」
マカロフ「少々時間が掛かって申し訳ないのぅ、ライク。それと政府の魔導士に告ぐ、只今から御主等に処罰を与える!!!」
アマツ「処罰を受けるのはお前等だよ、クソ妖精!!!政府ギルドに喧嘩売り飛ばす度胸だけは認めてやるけどなっ!!!」
ゼオン「喧嘩を売り飛ばしただけじゃねぇ、〝壊滅〟させに来たんだよ!!!〝刃竜の鉄拳〟っ!!!!」
ゼオンは諸刃を纏わせた拳でアマツへと殴り掛かるが頭上から振り落とされた竜巻に拠って、ゼオンの全身を切り裂かれた。
しかし、ゼオンは又しても立ち上がると口から無数の諸刃を飛ばし、アマツだけでなく他の相手にも攻撃した。
???「未来予知、完了致しました。彼等の攻撃は100%中90%外れるでしょう、魔水晶で承認されました。・・・・・・〝スクリプト〟!!!」
アマツ「彼女は通称〝推測予知のメル〟こと〝メル・ヴァンミス〟。彼女の手に掛かれば、対象者の運命が分かる。・・・・・・・お前等の攻撃は90%が外れるってよ!!!」
メル「〝素直な気持ちで推測〟、それが私の決意です。私は未来に見えた物を素直に相手へ伝えます、貴方様の運命は確かに90%外れます。」
ナツ「ケッ、俺等のギルドも甘く見られたモンだなァ、じっちゃん。・・・・・・・・おい、このギルドマスターは何処だっ!!!俺がブッ飛ばしてやる!!!!」
メル「貴方様が王神を飛ばせる確率は100%中2%です。」
ナツ「うるせぇっっ!!!」
メルは全身の周りに無数の魔水晶を浮かせ、一つ一つの魔水晶からは何かの映像が映し出されて居り、ナツは拳を燃やすと魔水晶を砕いた。
しかし、砕かれた魔水晶は又しても元の形に戻り、メルの全身の周辺へと戻って行った。
ナツ「運命が縛られるなんて〝運命〟じゃねぇ!!!運命ってのは何が起こるか分からネェから楽しいんだろうがっ!!!・・・・・・運命を定められるなんて面白くも何ともねぇ!!!」
グレイ「おい、ナツ、この女は俺に任せろ!!!お前は早くギルドマスターの元へ向かえっ!!!・・・・・・・アイスメイク—槍騎兵(ランス)!!!」
メル「私の相手を務めるのは貴方様ですか!?・・・・・貴方様の運命、未来には良い事ばかり起こりますが放棄して人生の扉を閉めますか!?」
ジュビア「良い事ってグレイ様とジュビアが結婚って事ですか!?それなら援護しなきゃっ!!!」
隠れてグレイを見守っていたジュビアはメルと戦うグレイの元へ向かうと「援護する」と言って、メルへ攻撃を仕掛けた。
しかし、行動全てが予知されて居り、何一つ魔法が当たる事は無かった。
メル「一瞬で未来を予知する事も決意の一つです。争いは好みませんので攻撃は一切しないと考えて貰って結構です。」
グレイ「冷静な性格とは裏腹に案外強い魔導士だな、アンタ。・・・・・・だが未来を書き換えたとすれば予知した事とは別の事が発生して頭が混乱するんじゃねぇか!?」
メル「冷静判断も決意の一つです。」
グレイ「決意多いなっ!!!!」
メル「・・・・・・・予知を間違える事は絶対無いでしょう。既に私の体には〝予知能力〟が取り付いているのですから。」
【後篇】へ続く