二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.395 )
日時: 2012/07/22 10:08
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: PAeJS2fQ)

〜第181話 青毒竜=猛毒竜〜

〝死兵隊の悪魔〟として三大最強を誇る侍〝アクアマ〟に右腕を猛毒で焼き尽くされたウィングは何とか立ち上がっている。


アクアマ「我の猛毒は〝治癒魔法〟では回避出来ない毒だ、貴様の人生はこれで終わりだ。隠毒突〝背瞬〟!!!」

ウィング「銀火竜の大咆哮(エンジェブレス)!!!・・・・・この猛毒が焼き尽くすんなら炎も含まれてる筈だ、喰い尽くす!!!」

アクアマ「な・・・・何!!!猛毒を毒竜以外が喰らうなど哀れな!!!・・・・・・まさか貴様、〝アナコブラ〟の猛毒を喰らったのか!?」


〝猛毒蛇〟と異名を持つモンスター〝アナコブラ〟は体内から常に猛毒を出して、相手を警戒して居り、猛毒を喰らった人間は例え皮膚に付いたとしても、毒の効果で溶かされ、全身に激痛と麻痺が走る程、強大なモンスター。


ウィング「猛毒蛇クエストは実力試しに受注した奴だ、アイツの猛毒は特殊な竜の鎧を纏って行けば、回避出来るからな。」

アクアマ「特殊な竜の鎧・・・・・・だと!?」

ウィング「六魔将軍のコブラが使用していた毒竜に似た竜が実在してたんだ。その異名〝青毒竜〟。青く輝いた鱗を纏わせる、一見普通の竜だが内心は毒を秘めた凶暴野郎だ。」

デギオン「その鎧が特殊な竜———青毒竜の素材で作られた鎧って訳だ。・・・・・・・・強気になるな、銀火竜!!!〝震波撃(メトリア)〟!!!」

ウィング「お前さんの魔法が全然理解出来ねぇな!!!〝銀火竜の煌炎〟!!!」



ウィングは右腕を痛めながらも口からブレスをデギオンに仕掛けるが、デギオンが片手に纏わせる電撃らしき物体に拠って掻き消された。

その後、背後から鎧を砕く様にアクアマは斬りかかる。


ウィング「この展開は絶体絶命って奴か!?・・・・・・俺は信じてるぜ、仲間を—————」

アクアマ「毒を吸収される前にブチ殺す!!!体術〝火遁十字火〟!!!」

デギオン「土鉄塔〝アルガム〟!!!お前の運命(さだめ)は此処で終焉を迎える。・・・・・・・天国からの迎えだ、銀火竜!!!」


ウィングは前方と背後から壮大な魔法を喰らい掛けるがその魔法を阻止すべく、ガジルとエルザは立ち上がり、魔法を抑えていた。

ガジルは土の混ざる鉄の塔を喰い付くし、エルザは炎帝の鎧で十字架に燃え広がる炎を阻止した。


ガジル「別のモンが混ざってると好物でも不味く感じる。でも、言いてぇ事は〝そんな事が有ろうと仲間を護る〟って事だ。」

エルザ「貴様等のマスターには〝四皇神の一人が敗北した〟と伝えて置こう、換装!!!!神速の鎧!!!〝三流星・スターダスト〟!!!!」

デギオン「笑わせるな、俺が敗北する訳無いだろ!!少し調子に乗り過ぎたぜ、お嬢さん。〝死兵隊・監獄レベル7『キュルセイス』〟!!!!」

アクアマ「・・・・・・・・・・んだ、存在が薄れて行くぞ!!!どういう事だ、デギオン!!!!俺は自由自在に魔法界に居られるんじゃねぇのかよ!!」

デギオン「キュルセイス召喚には手持ちの死兵隊を全て一時生け贄にしねぇといけねぇ、一時だから又戻れる筈だ。」

アクアマ「そんなァァッッ!!!!・・・・・・・うわぁっ、ウァァァ」

デギオン「・・・・・・・・・んじゃあ、殺し合い(バトル)を再開するか!!!」

キュルセイス「グルッッゥゥッッ」


第182話へ続く