二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.403 )
- 日時: 2012/08/08 14:06
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: PAeJS2fQ)
〜第188話 伝説に残る暗殺魔法と暗黒書【前篇】〜
所変わって、〝妖精の尻尾〟のギルド内ではレビィとフリードが一冊の本について何かしらの解読をしていた。その本は〝暗黒書〟と書かれて居り、外見からすれば暗殺魔法の習得方法を書き込んでいる本に見える。
レビィ「何処からこの暗黒書を探ってきたの、フリード!?その場所に何か手掛かりがあるかも!!!」
フリード「第一発見者は俺じゃない、ラクサスだ。破門が解放されてから久しぶりにラクサスとクエストに行った時、手分けして盗賊を撃退してたらラクサスがその本を持っていた。生憎、ラクサスは援護に行ってるぜ。」
レビィ「その発見した場所に多分・・・・いや絶対と言い切れる程、重要な解読方法がある筈よ。このクエストは何処だったの?」
フリード「レビィだけでは危険だ、森バルカンが大量発生している。俺も付いて行こう、場所は隣町の〝フルート〟だ!!」
解読方法の手掛かりを探る為に出掛けて行った二人はギルド内から出て行った。その後、隣町であるフルートに付くが辺り一面は煙幕で荒れていた。
フリード「此処は〝凶暴〟と呼ばれる奴が居るから気をつけろ。にしても前より荒れてるな、凶暴を超える奴が現れたか?」
住民「・・・・・・!!!おぉ、此間の兄ちゃんじゃねぇか!!!助けてくれェ、盗賊の輩に襲われてんだァ。」
レビィ「知り合いなの、フリード!?」
フリード「此間のクエストで襲われている所を助けた住民だ。にしてもこの量はやはり凶暴を超える奴が出たのか?」
住民「確かに現れた、凶暴〝シストン・ウルイア〟を超える輩が!!!コイツ等、盗賊なんかじゃねぇ!!!海賊団なんだ!!!」
???「兄ちゃんに忠告して置くぜ、その住民を庇ってもお前に何の利益もねぇ、寧ろ〝死〟っつう損しか残らねぇぜ。」
大鎚を背中に構えた男は背後に無数の人数の部下を引き連れて、フリードに話し掛けた。フリードは冷静な判断で術式を幾つも仕掛けた。
???「良い度胸だァ、兄ちゃん。術式魔法だろうと俺に損はねぇ、寧ろ利益ばっかだ!!!野郎共、例の物を使えェェ!!!」
海賊1「最新作品〝圧縮煙砲《プレス・ガスバスター》〟!!!」
レビィ「・・・・・!!!!フリード、私達の前に沢山の術式魔法を仕掛けて!!!!このままだと毒ガスで死んじゃう。」
海賊2「旧作品〝強度バリア〟!!!全てを跳ね返す強度を誇るバリアに勝てる物か!!!」
???「言い忘れたが名乗って置く。超有名海賊団〝機械海賊団《メカパイレーツ》〟の船長〝ヴァル・メカロイド〟だ!!!」
海賊1「ヴァル船長は懸賞金〝一億ジュエリー〟を誇る大海賊!!!まっ、お前等には倒せネェ!!!」
フリード「・・・・・・力を貸してくれ、レビィ。」
レビィ「フリード?」
レビィは少し戸惑いながら指示通りに彼等に炎《Flare》の文字を与えた。しかし、強度バリアという馬鹿げたメカに拠って弾き返される。
ヴァル「・・・・・・・面白い客だァ、魔導士如きが!!!もうぶっ殺してぇな。」
海賊1「うぉぉぉぉ!!!!ヴァル船長の最高な技が出るか?」
海賊2「俺はじゃあお小遣いで懸けに出る!!!技は出ないに決まってんだろ、こんな雑魚相手に!!!」
???「海賊如きがこの町に何の様だ?哀れな奴等め・・・・・!!!!」
ヴァル「お前は元海賊団、懸金四億八千万ジュエリーの〝犬神〟こと〝シルバー・セルウルフ〟!!!」
シルバー「この町は既に自由支配をされている、無闇に支配しようとすると面倒だぜ?逃げるチャンスをやろう、三分以内にこの町から去れ!!」
白髪の老人は厳つい目を機械海賊団へ向けると彼等は怯えて、一分もしない内に町から立ち去って行った。その後、フリード達はシルバーへ話を聞く為に家へと招かれた。
【中篇】へ続く