二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.414 )
日時: 2012/08/29 11:56
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: PAeJS2fQ)

〜第193話 Best Partner〜

所変わって、天空の四皇神のギルド入り口地点にて。天空の四皇神に所属する一億二千万人の魔導士達は四十人程度の海賊を相手に滅びて行った。
その海賊団こそ〝大海賊・クロディ〟率いる〝クロディ海賊団〟である。

戦闘員・セル「屑相手に俺が倒れる訳無いだろ?クロディ船長、少々暴れても良いか?」
クロディ「好きにしなァ!!!・・・・・・小僧、俺等の海賊団に入団しねぇか?」
???「俺は別に構わないが勝手にギルド魔導士が減ったら、王神はブチ切れるぜ?」
クロディ「本当は強気だが辛いんだろォ、この生活がァ。だったら楽しい生活に乗り換えて見ねぇかァ?」
セル「危ねェっ、船長!!!!〝弐刀流・九蛇捻《クジャヒネリ》〟!!!」
部下魔導士1「大海賊の賞金、俺が頂いたァァ!!!」

敵ギルドの部下魔導士は少し浮かれた気持ちでクロディの首にボロ果てた斧で斬りかかった。しかし、クロディは首を傾けて攻撃を避け、避けて見えた先には二本の刀を構えた戦闘員・セルの姿があった。

部下魔導士1「ウギャァァッッ!!!!」
セル「大海賊を名乗る男の命は簡単に失わせねぇ。船長、怪我・・・ねぇか?」
クロディ「大丈夫だァ。・・・・・で。どうすんだ、小僧?」
???「・・・・・・・大海賊を名乗る男か。上等だ!!この命、アンタに預けた。」
クロディ「契約成立だなァ。・・・・・・おっと、お前の名前を聞きそびれる所だったァ。なんつーんだ?」
???「俺は〝ジャック・スペルカード〟!!!!この役職をやる前は一応モンスター狩りをしていた。」

クロディは高笑いをしながらジャックを引き入れ、裏切りと判断した敵ギルドの魔導士達は一斉に襲い掛かった。しかし、クロディが所持する武器〝クロギリ〟で魔導士達はほぼ全て倒れた。

ジャック「裏切りに悔いはねェ、一人残らず蹴り殺す!!!〝ギアチェンジ〟!!!〝首蹴り一本《コロネ・ダーツ》〟!!!」
部下魔導士1「す・・・・素早い一本蹴りだァァァ!!!!」
ジャック「〝頭落一本《ヘッド・ダーツ》〟!!!」
部下魔導士2「次は頭を地面へ落とす蹴りだァァァ!!!」
ジャック「止めだァ、〝脚落滑倒一本《ルナードヘヴン・ダーツ》〟!!!」
部下魔導士全員「最後は素早い滑りで俺等の脚を倒し、股関節の骨を折る蹴りかァァァ!!!!」
ジャック「足業は魔法じゃねェ、唯一の魔法はギアだけだ!!!」
クロディ「中々見事な足業だァ。」
セル「いや、骨折るのは痛々しいだろ!」
ジャック「テメェ等はソウルに通信されねェ様に縄で纏めて縛り、何人かで見張ってなきゃいけねェな。全員が通信魔法を使える奴等だから手錠もしとかねぇとな!!!」
部下魔導士1「いや、もうなんかスイマセンでした。」
部下魔導士2「俺等、いや僕等、別に王神に通信なんてしないですから殺すのだけは・・・。」
クロディ「コイツ等を船へ乗せろォ、船の牢獄へ!!!牢獄は特殊な素材でな、魔力が全く無くなる部屋だ。」

所変わって、本拠地〝王神の座〟にて。
ソウルの実力を上回っていたシルバーであったがアキレス、アマツの力に拠って、戦力を失った。
現時点で意識があるゼフとライクも魔力の底を尽いていた。

ライク&ゼフ「合体魔法《ユニゾンレイド》!!!〝雷竜の夜幻月嵐〟!!!」
アキレス「反転化《リバース》!!!!」
ゼフ「も・・・戻って来やがった!!!一旦逃げるぞ、アンナの喰らえば即死だ!!」
アマツ「逃がすかよっ、雨ノチ曇!!!!」
ゼフ「んな雲、切り裂いてやる!!!〝八劔頼波〟!!!」

ゼフは雲に近づいて斬りかかるが雲からは突然雨が降り注いだ。単なる雨だろうと確信したゼフはずぶ濡れで雲に斬りかかるが雲は斬れてもまた元へ戻ってしまう。
その瞬間、ゼフは突然地面へ落下し、立ち上がったらテンションも落ち、ネガティブへなっていた。

ゼフ「俺が生きててスイマセン、皆さんに逆らって生きてきてスイマセン・・・・・」
アマツ「雨ノチ曇を喰らった勢いでネガティブ化を遂げ、その場から動かなくなる。動かない貴様は先程の合体魔法を喰らって死ぬ!!」
アキレス「剣豪魔導士〝ゼフ〟・死亡!!!」
ライク「卑怯にも程があるぞ、兄貴達!!!ゼフ、いや皆は俺とナツで護る!!!・・・・・・良いよな、ナツ?」
ナツ「上等だっ、何だか体が軽くなって来てんぞォォ!!!燃えて来たァァ!!!」
ソウル「!!!!!貴様、神郡の魔法を喰らって、未だ生きていたか!!!」
ナツ「アイツの攻撃は魔法じゃねェ、単なる〝技〟だ!!!痛くもねェぞ、この野郎っっ!!!」
アマツ「伝説の魔犬〝神郡〟の魔法をコイツが喰らった!?めちゃくちゃピンピンしてんじゃん!!!」

ナツは右手に炎を纏わせ、ライクは左手に雷を纏わせると両者共に背を合わせて、アキレスとアマツ、ソウルを睨み付けた。

ナツ&ライク「仲間を傷つける奴は誰であろうと許さねェぞっ!!!合体魔法《ユニゾンレイド》・〝真・雷炎竜の鉄拳〟!!!!」
ソウル「闇破壊《デスグレイザー》!!!!」
アキレス「反転化《リバース》!!!」
アマツ「雨ノチ曇!!!テメェ等はもう一度自分達が放った魔法の恐怖を味わいてェのか?」
ナツ「恐怖?んなモンはこの世にはねェよ、仲間傷つけられて黙って見てる方が真の恐怖だァァ!!!!ブッ飛べ、火竜の咆哮!!!」
ライク「同感だっ、雷竜の咆哮!!!」
ソウル「闇破壊が全く効いていない!!!しかも腕と口から炎と雷を出すとは恐ろしい化け物だ、テメェ等!!!」

全ての魔法を破壊する魔法〝闇破壊〟を放ったソウルだったがナツとライクが合わせる一つの魔法〝雷炎竜の鉄拳〟は全く破壊されて居らず、逆にアキレスとアマツの魔法が破壊されていた。
さらに口からも火竜と雷竜の咆哮が解き放たれ、アキレスとアマツは倒れた。

ナツ「残るはお前だけだっ、ソウル!!!お前だけは絶対に許さねェぞ、仲間傷つけた張本人だからな!!!〝火竜の煌炎〟!!!!」
ソウル「仲間を傷つけた張本人?面白い事言ってくれるなァ、ガキ!!!お前等も俺の仲間を傷つけた張本人だぜ、御相子さんだ。」
ライク「ふざけんなァァ、仲間傷つけられても俺等とお前の傷つけられた重みは違う!!!〝雷竜の角燐〟!!!」
ソウル「・・・・・・・フッ、お前等なんか相手もならねェよ。仲間を護る正義《ヒーロー》は今、お前達だけだ。此処で死んでも良いのか?」
ナツ&ライク「ゴチャゴチャうるせぇェェェェェ!!!!!」
ソウル「なら消してやる、テメェ等の骨ごとな!!!〝超絶黒滅竜魔法〟!!!!・・・・・・今からのお前等はただの〝燃料〟だ。」

第194話へ続く