二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL 〜闇を砕く魔導士〜 一周年企画開幕!! ( No.419 )
日時: 2012/08/31 13:02
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: nrzyoCaD)

【番外編SP】〜第6話 傷つけられた仲間〜

黒龍聖伝説の噂を聞く為に魔導士ギルド〝妖精の尻尾《フェアリーテイル》〟へ戻るナツ達。無事にギルドへ辿り着くとギルド内では爆音が発生した。

「何事だっ、爺さん!!!今帰って来たぞ!!!」
「やっと帰って来たのか、テメェ等。我は〝セルベロス海賊団〟の副船長〝フォックス・テラミーテ〟。お前等、ギルド最強と麦わらの首を狙って捜していたのだが・・・・出掛けていたか。丁度狙いが纏めて来るとはな。」
「俺達のギルドに何の用だ、決闘なら表出やがれ!!!火竜の鉄拳!!!」

ナツはフォックスの腹部に打撃技を入れるがフォックスの体は水だった為、ナツの炎は消えた。さらにフォックスはナツの首を掴むと自分の腹部へ顔を突っ込ませ、窒息をさせた。

「全身が水なら好都合だ、アイスメイク—床《フロア》!!!コイツをお前の腹部へやれば、お前の体は凍る!!」
「〝毒水《ポイズンアクア》〟!!!」
「・・・・・・!!!凍らねェ!!!」
「任せろっ、武装色!!!ゴムゴムのォォ銃乱打《ガトリング》っ!!!」
「覇気の使い手が此処に居たか、だが俺の全身は水。お前の能力はただの殴り技へ変貌する!!!受けてやろう!!!」
「馬鹿野郎、水は武装色で無意味だ!!!」

ルフィの銃乱打はフォックスを殴り飛ばし、ナツが腹部から抜け出した。その後、ルフィの武装色のみが頼りだった為、周囲に居た魔導士を取り合えず逃がした。

「・・・・・・・面倒な野郎だなァ。〝ギア2〟!!!!」

ルフィは血流の速度を早め、一瞬でフォックスの背後へ回るがルフィの背後へ回り込む奴が居た。

「〝砂重圧《サンドウィッチ》〟!!!!」
「グハァッッ!!!!!」
「〝水圧空手・網地獄〟!!!!」
「グハァァァッッッ!!!!」

ギア2状態のルフィは空中からギルドの入り口まで吹き飛ばされ、砂の重圧で押しつぶされたまま、体内の水分を吸収された。

「砂野郎、クロコダイルみてェな技出しやがって!!!」
「水分が奪われるのでしたらジュビア、援護します。水流回復《ウォーターリカバリー》!!!」
「おっ、めっちゃ美味い水飲んだら一気に力が漲ってきたァッ!!!ギア3!!!骨風船、ゴムゴムのォォ象銃乱打《エレファント・ガトリング》!!!!!」
「〝水圧空手・牢獄地獄《ヘルプリズン》〟!!!」
「〝砂重圧《サンドウィッチ》〟!!!」
「水流斬撃《ウォータージグソー》!!!」
「いっけェェェ!!!!!!」

ルフィの武装色を纏った象銃乱打は謎の男とフォックスに見事当たり、何処かへと飛ばした。

「・・・・・・にしてもクロコダイルに似た能力を持つ野郎は何なんだ?」
「この魔法世界には無数の魔法が有ってな、似た様な魔法も幾つか実在する。簡単に言えば、貴様等が言うクロコダイルという男と先程の謎の男は似た能力だが本来は全く違う能力だ。」
「でも、あの野郎は左手に確かにフックがあったぞォ。黒いマント着てたから良く分からねェけど。」
「だとすれば、本人かもしれないな。調べて見る価値はある。」
「おっし、追いかけるぞ、ルフィ!!!」
「あぁ!!!・・・・待てよ、ゾロ。水持ってかねぇと!!!」

ルフィはジュビアからタンク二個分の水を貰うと背中に背負ってゾロとクロコダイル似の謎の男を追跡した。

第7話へ続く