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〜第24話　銀火竜の希望〜


今までで明らかになった夜桜の騎士の幹部はたった3人。

残る7人は未だに影も見せない。


アーム「俺達のギルドに勝つってのか!?笑えるぜェ!!」

ウィング「でも、それが現実になるぜ。」


ウィングはニヤリと笑う。

そして、手の平を上にしながらそのままどんどん手を横に広げる。


ウィング「銀火竜の—炎弾!」


アームの体に複数のファイアーボールが当たる。


ウィング「どうだ?」

アーム「なんの此れしき・・!」


アームは魔力を最大限とする。


アーム「車銀—通盤（エニグラン—バグズ）!!!」


アームの腕からドリルやアーム、鎌などの武器が全種出てくる。

そして、ウィングにものすごい速さで突進してくる。


ウィング「そんなのじゃ、俺に勝てネェよぃ!」


アームは武器を鋭く尖らせウィングに攻撃する。

アームの意識は自身でもコントロールができる状態ではなかった。


アーム「グワァッ——!!!」

ウィング「グハッッ—!!なかなか・・・やるじゃねぇか・・・よ!」


ウィングは腕や足から血を流して床に膝を付く。

最後は背中を上に向け倒れる。


ウィング「———ナツ・・・お前が俺の・・希望・・だから・・・な。」


ウィングはそう言い残し目を瞑った。


第25話へ続く