二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: FAIRYTAIL【フェアリーテイル】 〜闇を砕く魔導士〜 ( No.81 )
日時: 2011/07/30 12:10
名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: .4Ng2hTL)

〜第59話 捕らわれのマスター〜

ライクは「先へ行け」と言い残すとアレクサンダーと勝負をする。

ナツ達は急いで、青獅子のマスター「ガウル」の元へ。

捕らわれの身となったマカロフを助け出し、マグノリアを護るために。

竜玉を求めているガウルにとって、マカロフを最高の者である。

マカロフを竜玉を感知する能力を持つからだ。


ナツ「待ってろよ、じっちゃん!!」

グレイ「イテテテェェ!!」

エルザ「大丈夫か、グレイ。・・・ナツとルーシィ達は先へ行ってくれ!私はグレイと共に後から向かう。」

グレイ「すまねぇな、エルザ。」

ルーシィ「・・・分かったわ。気を付けてね!」


ナツとルーシィ達が姿を消した後、ゆっくりとガウルの元へ向かう二人。

覇王マスター:ガウルもその事をいち早く気付いた。


ガウル「どうなってんだ、マカロフのギルドは!我ら「青獅子の侵略」の十二星幹部が敗れるなど!!」

マカロフ「奴らも成長したという証じゃのう。」

ガウル「・・・己、火竜(サラマンダー)。我が相手となるか。」


竜玉は残り1個。

そして、それを阻止することがマカロフの一番の願いともいえる。

竜玉の力を知っているマカロフだけが願う事だ。


マカロフ「勝つのじゃ、妖精の尻尾!」


所変わって、ナツたちの居る場所。

残りはほんの少し。

だが、動けない。

動けない理由。

それは行動阻止魔法が覇王マスターのいる元の前に仕掛けられていたからだ。


ナツ「ちくしょー!!・・・残り、残り少しじゃねぇか!!!!!!!」

ルーシィ「でも、これを解除する魔法なんて。」

ハッピー「一つだけ、方法があるよ。・・・ただし、犠牲者が出る危険性が・・・」

ルーシィ「なに!?・・・言ってみて、ハッピー。」

ハッピー「これを食べれば、最強魔力が得られるかもしれない。」


ハッピーが出したのは、戦闘前にマカロフからもらった「魔力叫(ロクノ)」だった。

マカロフはきっとナツが覇王マスターと戦う事を感じた上で渡した。

が、それは一回分。

覇王マスターがナツでは敵わないぐらい強いという事にもなる。


第60話へ続く