PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻小説集【青い空の下】 ( No.27 )
- 日時: 2011/04/03 16:10
- 名前: MiNi ◆L/NsWzLsGs (ID: NcVt2sWO)
- 参照: http://yapIog.jp/moguran/
四神2話
二話 『喰らう獅子』
「零苑様、四神の盾が動き出しましたよ。その内スパイラルに来ると思いますよ。」
怪しげな夜の風が女の綺麗な髪を揺らす。
女の前にはローブを被った男が居た。口元は笑ってるが目は笑ってなかった。少し強い風で男のローブが揺れる。
「そうか希羅々、報告ご苦労。」
「はい。」
希羅々は零苑の前から消え、零苑もその場所から消えた。
そして零苑はとある神殿へと来た。
ハイラル神殿——ここは四神の水晶玉を収める聖なる地。ここに4つの水晶玉を収めれば世界を我が物に出来る。
零苑はこの言い伝えを信じ、世界を自分の物にしようとした。
「くくっ、面白くなりそうだ。」
神殿の中央はぽっかりと大きな穴が開いている。
そこからは眩い星が暗黒世界で輝いていた。だが零苑は星が気に食わない。
「何故そう光ろうとする。暗黒に染まり、消えてしまえばいいのに。」
星に苛立ち近くにあった物を壊す。壊して壊して壊す。ただその行為をするだけ。
「四神物とも消えてしまえっ!獅子には誰も逆らえない。」
不気味に笑う零苑。
その姿に星達は怯えてるように見えた___
2話終わり
PR