二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻小説集【青い空の下】 ( No.38 )
日時: 2011/04/03 16:37
名前: MiNi ◆L/NsWzLsGs (ID: NcVt2sWO)
参照: http://yapIog.jp/moguran/

ホスト7話


7話 いらっしゃいませ女王様、お姫様!



「おい、今日あの2人が来るぞ!」

「フィディオの言葉から今日はこのお店貸切にするんですか。香、貴方は結構運が良い方かもしれませんね。」

「いや、悪いからエドガー。今日は女王様にひれ伏さなきゃいけないみたいだ。」


フィディオが隅っこで体育座りをして落ち込んでる。いや、怯えてる?

一体何が始まるのか。というか急だな。そしてホストクラブ貸しきるとかお金持ち?


「なぁどうしたんだ?」

「あ、香は分からないんだね!今日は女王様とお姫様が来るんだよ!楽しいけど恐ろしいよ!」


ロココが引きつった笑顔を見せながら話す。その笑顔には何があるんだ!?


「とにかく、お客さんが来るんだ。いつの通りに接客しろ。」

「やっぱり女王様のの扱いには慣れてるんだなマーク。」

「う、うるさいぞカズヤ///」


何故マーク照れる。もしかして女王様と何か関係してるの?

考えてもますます分からなくなるだけ。何故みんな緊張して汗びっしょりなんだ!?


「なぁ、熱いならエアコンつけたら?」

「熱くないから大丈夫だ。まずエアコンつけるな。」

「どうしてフィディオ?」

「前に寒いと言われて・・・だったらドレスで来るなよ!うわぁああああぁぁああああぁああ!!!」


病むなフィディオー!!!何か酷い事されたのか!?

そしてドアが開き、お店にはベルの音が聞こえた。遂に噂のお二人が来たようだ。


「いらっしゃいませ!」


マークの掛け声の後に挨拶をする皆。礼をし、顔を上げると青色の薔薇が描かれてるドレスを着、仁王立ちをした金髪女。そして横には桜模様が描かれた薄ピンクのドレスを着た茶髪の女。

どう見たってキャバ嬢のお2人。そして怖いです金髪女。


「飲んで飲んで飲みまくるぞー!ね、フィディオ!」

「あ、ああ・・・酔わない程度にな。」

「あらマーク、また私を酔わせたら踏むわよ。」

「彼氏なのに失礼な事を言うんだね。大丈夫だ、今日は甘いのを用意してる。」


「それじゃあ、パーティーを始めましょう。」



7話終わり

サクラちゃんジュリアちゃん登場だ!