二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻小説集【青い空の下】 ( No.47 )
日時: 2011/04/03 16:47
名前: MiNi ◆L/NsWzLsGs (ID: NcVt2sWO)
参照: http://yapIog.jp/moguran/

7話 入れ替わりっ!3 〜バタップside〜



「目つき悪男だ。ねぇ違う所行きましょうよ。」

「そうね。本当なんでよくミストレ様の隣に居るんだろうね?」

「モテたいからよきっと。あんな目じゃ女子は来ないわよ。」


遠くの女子達の会話。結構傷つくよ。

現在俺の体はエスカバとなっている。本当に有名だな、お前。ある意味。


「エスカバさん、気にする事ないですよ。」

「そうですよ、エスカバさんは俺達の憧れなんですから!」


エスカバとよく居る男子達に慰められた。これは未樹だったら嬉しいんだけどな・・・。

とにかく俺が行く所全てに女子は逃げていく。エスカバどんだけ嫌われてるんだ。

そう思うとよくエスカバと居る未樹が優しい子だと思う。十分優しいけど。


「あ〜。」

「どうしたんですかエスカバさん?」

「あ、なんでもないよ。」


溜息1つ位でうるさい男共。ミストレだったら女子にこんな事言われるのか。

時々ミストレからミストレ親衛隊の愚痴を言う。女子が近寄るのはいいけどしつこいと言っている。

けれどミストレ、未樹にはしつこいとか言わないんだよな。まぁ犬とか言ってある意味可愛がってる。

王牙学園で入学式の時、確か俺の隣に座ってたの未樹だったよな?横顔が可愛くてつい見つめてしまってた。

今日はあいつらの話ばっかだ。未樹のは良いけど。


「あ、そういえばエスカバさん、あの人とはどうなんですか?」

「あの人?」

「ほら、よく一緒に居る女子ですよ。城金でしたっけ?」

「ああ、未樹か。それがどうしたんだ?」

「え?城金ってエスカバさんの恋人じゃないんですか?」


男子生徒のこの言葉。俺は固まってしまった。

まさかエスカバ・・・あいつ許さねぇ!!!

俺はエスカバを探し、やっと見つけたミストレの姿。女子に囲まれて嬉しそうだった。だがもう天国は終わりだ。地獄に落ちろ!!


「エスカバァァアアァアアァァア!!!」

「え?ぎゃぁぁあああああぁああああ!!!」


何が起こったかは分からないがいつの間にかミストレ姿のエスカバは頭に星を回してた。

この姿を見たミストレ親衛隊が悲鳴を上げる。


「これでようやく、未樹を返せたぜ。」


良いですか皆さん、バタップから未樹を取らないように!

ガチで鬼のような顔で現れます☆


7話終わりw