二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: NARUTO疾風伝 第一幕—鉄の国— ( No.19 )
日時: 2011/05/29 22:04
名前: おぷゥ (ID: R4l9RSpR)


 無事、火の国に帰還したナルト達は休息をとっている。
激任務から帰還した時はもう夕方だった。 どうやら、約一日使い果たしたようだ。


 各々は疲れ果てて、すぐに自宅へと戻っていった、報告は夜鐘とカカシ。 
 
      「よくやったな」


 綱手から安堵のため息が漏れる、シズネもにこりと笑い出迎えた。
そして一定の報告が終わるとカカシは報告書を何枚かを持って出て行った。夜鐘は先ほどから持っていた袋を綱手に渡す。


   「ほら、何かに使えるだろ」

  「・・・・・・これは?」

    「きっと血液」

 夜鐘から渡された皮袋を綱手は覗いたが、なんともいえない悪臭と色に顔をしかめた。

   シズネも顔を歪ませて、鼻をつまむ。

 「えーっと、ナナシ君これは・・・・・・?」


    「鬼の血」


 夜鐘は、そう言うと机に置いてあった鍵を取り上げた。

    「あ、こらッ」

綱手は眉間にシワをよせながら、その鍵を取ろうと手を伸ばしたが、夜鐘は綱手の行動を無視して、さっさと扉のノブへと手をかけていた。

   「んじゃ、もらってくよ」

 綱手は何か言いかけたが、夜鐘は部屋を出て行った。