二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 50章 バトルパート ( No.102 )
日時: 2011/05/02 15:59
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: /LylQYeE)
参照: http:/ARUGRIZMU

「出て来い、ナットレイ!」
「頼むぞ、ケンホロウ」
前回はダークトリニィとジルウェ、シスタの戦いだったが、今回はレド対ミナアキの戦いである。
「ナットレイ、メタルクロー!」
「避けろ、ケンホロウ」
ナットレイの3本の触手で繰り出すメタルクローを、ケンホロウは悠々避ける。
「メスのケンホロウか……これはちっとばかし不利だな……」
「ケンホロウ、電光石火」
ケンホロウは素早くナットレイに特攻する。
「ナットレイ、耐え切ってしっぺ返しだ!」
ナットレイはケンホロウの攻撃を受け、反撃しようとするが
「ケンホロウ、フリーフォール」
ケンホロウはナットレイを上空に連れ去り、身動きを取れなくする。
「な!? ケンホロウってフリーフォール覚えたっけ……?」
「作者都合というやつだろう」
ケンホロウはナットレイをつかんだまま、地面に急降下して叩きつける。
「ナットレイ!」
ナットレイは急所に当たったのか、かなりのダメージを負っている。しかし、ケンホロウもナットレイの特性、鉄の棘により結構なダメージを受けている。
「ケンホロウ、羽休め」
だがそこは流石と言うべきか、すぐに回復し、体勢を立て直す。
「ナットレイ、パワーウィップ!」
ナットレイは羽休めをしているケンホロウに触手を振り回し攻撃する。
「ケンホロウ、風起こし」
しかしケンホロウは猛烈な風を発生させ、ナットレイの動きを止める。
「フリーフォール」
そこですかさず、ケンホロウはナットレイに接近し、上空に連れ去ろうとするが
「ナットレイ、大爆発」
ナットレイは自らを爆発させ、ケンホロウもろ共戦闘不能になる。
「どうもそのケンホロウと俺のナットレイは相性が悪いからな、交代させてもらうぜ、ヒヒダルマ!」
「戻れ、ケンホロウ……出て来い、ガマゲロゲ」
レドはヒヒダルマを、ミナアキはガマゲロゲを繰り出し、バトルを続行する。
「ヒヒダルマ、炎のパンチ!」
「ガマゲロゲ、水の波動」
ヒヒダルマが炎のパンチを繰り出すタイミングに上手く合わせ、ガマゲロゲは水の波動を放つ。
「炎の牙!」
「体当たり」
牙に炎を灯しながらヒヒダルマが突っ込んでくるが、ガマゲロゲはそれに対し体当たりで対抗する。ただの体当たりと思う無かれ、その体当たりは想像以上の威力があり、あのヒヒダルマを吹っ飛ばした。
「ヒヒダルマ!」
「ガマゲロゲ、地震だ」
ガマゲロゲは追い討ちを掛けるように地震を発生させる。
「ヒヒダルマ、暴れる!」
しかし、レドはここで奥の手である暴れるを使用した。
「それは報告にあった冷凍コンテナの一部を破壊した技だな。なら、ガマゲロゲ、歌うだ」
ガマゲロゲは暴れるヒヒダルマを他所に、歌い始めた。しかもその歌声は、ガマゲロゲの鳴き声とは比較できないほど美しかった。
「ヒヒダルマ……!?」
ヒヒダルマは眠っていた。
「くそっ、ヒヒダルマの暴れるを止められる奴がまだいるなんてな、これは驚きだぜ」
「それはお前が無知なのだろう」
「否定はしねーよ。……ヒヒダルマ、起きろ!」
しかし、ヒヒダルマは起きない。
「決めるぞ、ガマゲロゲ。水の波動」
ガマゲロゲの水の波動がヒヒダルマに向かって発射される。

「オーベム、サイコキネシス!」
「シビビール、噛み砕く!」
「フリージオ、冷凍ビーム!」
「マラカッチ、ニードルアーム!」
ルー&リンVSベル&キリハの余り組のバトルも白熱していた。
「シビビール、放電!」
シビビールは体から大量の電撃を放つ。その攻撃は、フリージオやマラカッチだけでなく、オーベムにも向かっていく。しかし
「僕のオーベムの特性はテレパシー。味方にも当たる攻撃は当たらないよ」
「なかなかやるね。でも僕だって負けないよ」
「なかなかやるわね。でも私だって負けないわ」
ルーとリンはいつも通りの喋り方で話す。
「オーベム、思念の頭突き!」
「マラカッチ、コットンガード!」
オーベムの攻撃はコットンガードにより防がれる。
「ニードルアーム!」
「フラッシュだ!」
オーベムは辛うじてマラカッチの攻撃をかわす。
「シビビール、アシッドボム!」
「フリージオ、溶ける!」
シビビールの攻撃は溶けるによってかわされる。
「冷凍ビーム!」
「光の壁!」
シビビールはなんとかフリージオの攻撃を防御する。

「ゴビット、爆裂パンチ!」
「シキジカ、エナジーボール」
バイオとミキのバトルは、やはりというかなんというか、バイオが劣勢だった。
「くっ……戻れゴビット」
「やっぱりバトル向いてないんじゃないですか?」
「黙れ小娘。貴様は前に小生のダストダスの毒で死にかけたのを忘れたのか?」
「でも、あの毒ガスって密閉空間だからこそ使えたんでしょう? ここは洞穴といえど結構開けてますし、なにより仲間がいるじゃないですか」
「……仲間のことは置いておくとして、小生のダストダスの毒が密閉空間でないと効果が無いとよく分かったな」
「分からなかったんですか?」
「…………」
バイオは黙った。
「……出て来い、ダストダス!」
やはり最高最強のメカニックは自称のようだ。



僕個人としては次に進みたいのですが、ちゃんとその時の出来事を処理しなければ先には進めないので、頑張って更新します。それにしても、何故僕はこんなにも一度にキャラを登場させたのでしょうか、自分の頭を疑いますよ……すいません、ここはあとがきでした。もう愚痴は零しません。では、気を取り直して次回予告でも。次回もプラズマ団幹部やダークトリニィとバトルです。たぶんあと2〜3回くらいで幹部との戦いは書き終えると思います。では、次回をお楽しみに。