二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 159章 オムニバスバトル ( No.325 )
日時: 2011/07/24 17:44
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: /LylQYeE)
参照: http://pokegai.jp/

ここはプラズマ団の城、外環。
そこには2人の男がいた。
「先ほどから感じていた気配はお前だったか、ムント」
「…………」
1人はプラズマ団7幹部のインディ、もう1人はポケモントレーナーのムント。
「ここでこうして合間見えたのも何かの縁。あの時の決着を着けようぞ。出でよ、ゼブライガ!」
インディはケンホロウをボールに戻し、代わりにシマウマのようなポケモンのゼブライガを繰り出す。
「……出て来い、コジョンド」
ムントも戦う気はあるらしく、オコジョのような姿のポケモン、コジョンドを繰り出す。
「ゼブライガ、ニトロチャージ!」
「コジョンド、ストーンエッジだ」
ゼブライガは足を踏み鳴らして炎を纏い、コジョンドに向かって突進。コジョンドはゼブライガを迎撃すべく、鋭い岩を連射する。
「無駄だ。ゼブライガ、ワイルドボルトに切り替えろ!」
ゼブライガは纏っていた炎を消し、代わりに激しい電撃を纏ってストーンエッジを砕きつつコジョンドに突撃する。



「さて、俺の相手はお前か」
バイオの仕掛けにより、PDO+αとプラズマ団7幹部の面々は分断され各々一対一のバトルを行う事となった。
そしてレンジの相手はリオだ。
「まずはこいつかな。出て来い、シンボラー!」
レンジの一番手はシンボラーだ、
「だったら私はこのポケモン。出て来て、タブンネ!」
リオが繰り出すのは、ノーマルタイプのタブンネ。
「これはまた、随分とちゃっちいポケモンが出たな。シンボラー、サイケ光線!」
「タブンネ、サイコショックで相殺して!」
シンボラーの発射するサイケ光線を、タブンネはサイコショックで相殺する。
「ほう。なら、エアカッター!」
シンボラーは無数の風の刃を飛ばし、タブンネを攻撃するが
「かわして恩返し!」
タブンネは大きくジャンプしつつエアカッターをかわし、シンボラーを攻撃する。
「なんて素早さだ……原始の力!」
「捨て身タックル!」
シンボラーは古代の力がこもった岩を浮かべてタブンネに放つが、タブンネはそれを砕き、シンボラーに強烈なタックルを喰らわせる。



「貴様はライモンシティで小生をコケにしてくれたトレーナーだな。ここで会ったが百年目、叩きのめしてくれる!」
「……誰?」
とこんなやり取りの後、バイオとテラはバトルに移行する。
「行け、バスラオ!」
「出て来い、ツンベアー」
バイオのポケモンは青筋のバスラオ、テラのポケモンは凍結ポケモンツンベアーだ。
「バスラオ、マッドショット!」
「ツンベアー、あられ」
バスラオは泥を光線のように発射するが、ツンベアーがあられを降らせ、特性雪隠れでかわす。
「くっ、捨て身タックル!」
バスラオは猛烈な勢いでツンベアーにタックルするが、ツンベアーは簡単にそれを避ける。
「ツンベアー、氷柱落とし」
そしてツンベアーは鋭い氷柱をバスラオに落とす。効果はいまひとつだが、結構効いた様子。
「ならばこれでどうだ。バスラオ、濁流からアクアテール!」
バスラオは濁った波を発生させ、さらに尻尾に水を纏ってツンベアーに突撃する。



「さて、小娘。あんたの相手はあたしだ。ライモンでの決着を着けようぜ」
イエロの相手は、侍少女ことアカリだ。
「行け、ゴチルゼル!瓦割り!」
「シキカ、かわしてください」
ゴチルゼルはシキカ(メブキジカ)に接近し、手刀を放つがかわされる。
「宿木の種!」
「シャドーボールで吹き飛ばせ!」
シキカは体力を吸い取る種を飛ばすが、ゴチルゼルの放つ影の球で消し飛ばされる。
「サイコショック!」
「かわして騙し討ちです!」
ゴチルゼルは念波を実体化させてシキカに発射するが、シキカはそれをかわし、ゴチルゼルの虚を突く一撃を放つ。
「ゴチルゼル、破壊光線だ!」
ゴチルゼルは両手で包み込むように膨大なエネルギーを溜め、それを極太の光線にしてシキカに発射する。
「シキカ、かわしてください!」
シキカはその光線を辛うじてかわす。
「宿木の種です!」
そして反動で動けないゴチルゼルに宿木の種を植え付け、体力を吸収する。



「俺の相手はあんたか。電気石の洞穴ではやられたが、今回はそうはいかないぜ」
「それはどうかな。私だって強くなっているぞ」
レドの相手はミナアキ。レドは以前、電気石の洞穴でミナアキに敗北している。
「頼むぞ、ガマゲロゲ!」
ミナアキが繰り出すのはガマゲロゲ。巨大なカエルのようなポケモンだ。
「ガマゲロゲか。なら、行け、ナットレイ!」
レドが繰り出すのは草・鋼タイプのナットレイだ。
「ナットレイ、パワーウィップ!」
ナットレイは触手のような蔓をしならせ、ガマゲロゲを打ち据える。
「ガマゲロゲ、地震だ!」
だがガマゲロゲはそれを耐え、地面を大きく揺らしてナットレイを攻撃。
「水の波動!」
そして波動状の水を発射。効果はいまひとつだが、結構効いたようだ。
「だったらこれだ。ジャイロボール!」
「迎え撃つぞ。体当たり!」
回転するナットレイと、全身全霊で突撃するガマゲロゲがぶつかり合う。



「……皆、頑張ってくれよ……!」
イリスは階段を上りながら、皆の事を思うのであった。



今回はPDO+αと7幹部のバトルがメインです。全部終わりが微妙?5つもの戦いを書き入れるのって、大変なんですよ……。まあ、この人たちのバトルも少しずつ入れていく予定なので、次回もお楽しみに。