二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 2章 サンヨウジム 三つ子のジムリーダーポッド ( No.5 )
日時: 2011/04/08 14:39
名前: 白黒 (ID: /LylQYeE)
参照: http:/pokemon bw

サンヨウシティサンヨウジムには、ジムリーダーが3人いる。それぞれ、挑戦者の持つポケモンに有利なタイプを使ってくるのだ。

サンヨウシティでチェレン、ベルと出会ったイリスは、ベルの提案で3人でジムに入ることにした。そこには、3人のジムリーダー、炎タイプ使いのポッド、水タイプ使いのコーン、草タイプ使いのデントが待ち構えていた。ジムリーダーは「3人同時にバトルするスペースはないから、1人ずつね」といって、順番にバトルをすることになった。

「というわけで、サンヨウジムジム戦、ポッド対チェレンのポケモンバトルを始めます。使用ポケモンは2体、先に2体とも戦闘不能になった方の負けです。では、バトル開始!」
「出て来い、バオップ!」
「こっちも出て来い、チョロネコ!」
ポッドはバオップ、チェレンはチョロネコを繰り出した。
「こっちから行くぜ、バオップ、奮い立てる!」
「奮い立てる、攻撃と特攻を同時に上げる技か、やっかいだな。チョロネコ、みだれひっかき!」
チョロネコがバオップに飛び掛り、連続でひっかいた。
「やるじゃねえか……ならこっちも。バオップ、ひっかくだ!」
バオップもチョロネコをひっかく。奮い立てるの効果で、チョロネコの方がダメージが大きい。
「くっならこれで……チョロネコ、鳴き声」
チョロネコが鳴き声を発し、バオップの攻撃力を低下させた。
「攻撃が下がったなら特殊攻撃で攻めるのみ!バオップ、焼き尽くす!」
バオップがチョロネコに火を吹きつける。
「!? チョロネコに持たせていたオレンの実が!?」
「焼き尽くすは相手の木の実を燃やす技だ。さあ、どんどん行くぜ、焼き尽くす!」
バオップがまた火を吹くが
「チョロネコ、猫の手だ」
突如チョロネコの手が光り、その光からツルが出て来た。
「いけ、ツルの鞭!」
ツルの鞭が決まり、バオップは倒れた。
「猫の手は自分の他のポケモンの技を使う技だ。つまりは他力本願」
チェレンが言っちゃいけないようなことを言う。
「ふっ、バオップはやられたが、俺のエースはまだ燃え尽きちゃいない!出て来い、バオッキー!」
次に出てきたのはバオップの進化系バオッキー。
「チョロネコ、このまま行くよ。みだれひっかき!」
「バオッキー奮い立てる!」
バオッキーが奮い立っている最中に、チョロネコのみだれひっかきが炸裂するが
「効いていない……!?」
「行くぜバオッキー、炎のパンチ!」
バオッキーの炎を纏った拳がチョロネコに叩き込まれ、チョロネコは戦闘不能になった。
「さあ、これであと一体だ。どうする?」
ポッドは自信たっぷりにそう言う。
「……出て来い、ツタージャ!」
チェレンの2体目のポケモンはツタージャ。
「この勝負、貰ったな。バオッキー、炎のパンチ!」
「かわせツタージャ!」
バオッキーの炎の拳を紙一重でかわすツタージャ。
「ツタージャ、ツルの鞭!」
「そんなの効くかよ!バオッキー、焼き尽くす!」
ツルの鞭を軽く捌きながら、バオッキーは火を吹いた。
「くっ……ツタージャの木の実まで……」
「まだまだ行くぜ、焼き尽くす!」
「避けろツタージャ!」
なんとか焼き尽くすをかわすが、ツタージャの顔には疲れが見えてきた。
「そろそろ決めるぜ!バオッキー、大文字!」
そう指示されると、バオッキーは口から大の字の炎を吐き出した。
「こうなったら一か八か……ツタージャ、グラスミキサー!」
向かってくる大文字に突っ込みながら、尻尾を回転させ、エネルギーを作り出す。そしてエネルギーが溜まったところで、一気に放つ。
「行っけえ!」
ツタージャのグラスミキサーは、大文字の脇をすり抜けて、バオッキーに直撃した。
「な、なに!? バオッキー!?」
大文字とグラスミキサーが収まると、バオッキーが倒れていた。
「バオッキー戦闘不能。ツタージャの勝ち。よってこの勝負、挑戦者チェレンの勝利!」
審判のデントが、そう判定を下す。

「やったな、チェレン!」
「ホント凄いよ!あの状況で勝っちゃうなんて!」
イリスもベルも興奮しきっている。
「勝ったは勝ったけど、僕らしくもなく、辛勝だったよ」
チェレンは肩を竦めてそう言う。
「それよりもベル、次は君の番だろ?」
そう言ってチェレンは親指でフィールドを指す。
そこには、三つ子のジムリーダー水タイプ使いのコーンがいた。
「次はこのコーンがお相手しましょう。良かったですね、サンヨウジム最強の僕と戦えて」



あとがきです。いよいよジム戦。張り切って書きました。僕的にはジムリーダーには最終進化系を使って欲しいので、エースポケモンもバオッキーにしました。お次はサンヨウジム最強(たぶん自称)のコーンとベルとの戦いです。