二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 番外編 ミキの特訓 前編 ( No.52 )
- 日時: 2011/04/12 00:57
- 名前: 白黒 (ID: /LylQYeE)
- 参照: http:/BUENOSUAIRESU
ミキがヒウンジムに挑戦する前日。ミキはイリスと共に特訓をしていた、のだが
「これより、ミキ対リオ、3対3のポケモンバトルを始めます」
こんなことになってしまった。
「なお、今回は特別ルールとして、ミキは3体、リオは1対、ポケモンが戦闘不能になった時点でバトル終了です」
何故こうなったかを説明するために回想シーンに入ると、文字数がやばいことになるため、いろいろはしょって要所要所を抜き出し説明すると、こうだ。
イリスとミキが特訓している最中、リオが書類の整理といったデスクワークを投げ出し、暇つぶしのためにイリスとミキの特訓を見に来た。そこでキリハがやって来て、リオに仕事をするように命じるが、リオは一向に首を縦に振らない。キリハが「遊んでいる暇があるなら仕事をしろ」と言ったら、リオが「今までミキちゃんの特訓に付き合ってあげたのよ。新人隊員の育成も仕事の1つよ」と嘘を言い出したので「それじゃあミキちゃんがどこまで強くなったか見せてみろ」と言ったので「いいわ、私とミキちゃんでバトルして、ミキちゃんの成長っぷりを見せてあげるわ!」と言った。ちなみにここでイリスが「ヒウン支部統括のAランク隊員であるリオさんがミキちゃんとバトルしても意味無いんじゃないですか? 結果は目に見えてますし、リオさんが教えたと言うなら他の人がバトルすべきでしょう」と言ったら「手加減はするしハンデも与えるわ。それに、師を越えないと弟子は一人前になれないの!」と言った。そこですかさず「手加減にハンデ有りじゃ勝っても師を越えたとは言えないでしょう」とつっこんだ。
なんか抜粋部分がおかしい気もしなくもないが、概ねこんな感じだ。本当は台詞の合間にもっといろいろ論争があったが、省かせてもらった。
そんなこんなでミキ対リオのスペシャルマッチが始まる。
「出て来て、オノノクス!」
リオの先発はオノノクスだ。
「ならこっちは、モグリュー!」
ミキの先発はモグリュー。
2人がポケモンを出したところで、バトル開始。
「オノノクス、龍の舞」
オノノクスが力強いオーラのようなものを纏った。
「リオ、龍の舞使うって、絶対本気だろ……」
ぼやくキリハだった。
「ダブルチョップ!」
オノノクスは両手に力を込め、その2つの手を時間差で振り下ろす。
「モグリュー、守る!」
しかしモグリューは自分の周りにバリアのようなものを張り、攻撃を防御する。
「続けてメタルクロー!」
攻撃を防御した流れに乗り、メタルクローを放つが、全然効いていない。レベル差があり過ぎるのだ。
「オノノクス、瓦割り!」
「モグリュー守る!」
「どうもミキちゃんは、守るで攻撃を防御しながら攻撃する戦法みたいですね」
「確かにレベル差がありすぎるミキちゃんにはそれが最善の手だろうけど、リオには通じないだろうね、その戦法」
それはどういうことですか?とイリスが聞こうとすると、リオは次の行動に移った。
「オノノクス、挑発!」
オノノクスがモグリューを挑発する。
「なるほど、そういうことですか」
「そういうことだよ。挑発は相手に攻撃しかさせない技。これで守るは封じられた」
「オノノクス、ダブルチョップ!」
オノノクスのダブルチョップがモグリューに炸裂する。龍の舞で攻撃を上げているうえに莫大なレベル差があるオノノクスのダブルチョップを耐え切れず、モグリューは戦闘不能になった。
「モグリュー、戻って。出て来て、コジョフー!」
「戻って、オノノクス。次はこのポケモンよ。ナットレイ!」
ミキはコジョフーを出し、リオはオノノクスを交代させ、ナットレイを繰り出す。
「何で、オノノクスを交代したのでしょう? しかも繰り出すのがゴーストタイプのシャンデラではなく鋼タイプを持つナットレイを」
「さあ? 僕にもリオの考えてることは分からない。でも、1つだけ言える」
「何ですか?」
「リオ、ポケモンバトルに熱中して手加減とか絶対してない」
「……確かに」
今回は番外編をかいてみました、しかも前後編。バトルシーンを書きだすと文字数がえらい事になるんですよ、許してください。霧火さんの投稿してくださったリオですが、一回出て終わりというのは寂しいと思いまして(まあ、最後の方に出す予定はありますが)番外で書かせて頂きました。他の投稿してくださった皆さんのオリキャラもいずれ出します。いやいっそのこと番外はオリキャラの見せ場にしようかな……とまあ長いあとがきになってしまいました。次回も番外、後編です。お楽しみに。